ハットフィールド脱線事故

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事故を記念してつくられた庭園

ハットフィールド脱線事故(ハットフィールドだっせんじこ 英語:Hatfield rail crash)は、2000年8月17日イギリスハートフォードシャーハットフィールドイースト・コースト本線で発生した列車脱線事故である。グレート・ノース・イースタン・レイルウェイの高速列車インターシティー225が脱線し、死者4名、負傷者70名以上を出した事故となった[1]

事故の概要[編集]

キングス・クロスリーズ行の特急列車が、ウェルハムグリーン-ハットフィールド間の緩やかな曲線を通過中に列車の一部が脱線・転倒した[1]。脱線時、列車は速度約毎時117マイル(時速188km)で[1]、曲線半径1460mの緩やかなカーブを走行中であった[2]

事故を起こした列車の編成は、クラス91電気機関車英語版1両、マーク4客車9両(前から8両目は食堂車)、運転付随車(DVT)英語版1両の11両編成で、機関車側が走行方向であった[3]。先頭機関車と続く2両の客車は脱線を免れたが、残り9両はすべて脱線し、その内の7、8両目が転倒までに至った[3]

原因[編集]

脱線の原因は、レールに既に発生していた疲労き裂からレールが破断したことである[3]。事故の調査で、事故現場から300個のレールの破片が採取された。採取された破片の調査により、レール頭部から垂直方向に進展していた疲労き裂が存在していたことが確認され、これがレールの破断をもたらしたと推定された[4]

脚注[編集]

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参考文献[編集]

外部リンク[編集]