ノート:響灘

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響灘の範囲について[編集]

響灘の範囲が、浜田港付近までだと記述されていますが、それだと山口県の北海岸や益田市付近の海域も響灘だということになってしまいます。私の認識では、響灘は角島まで、それより東の長門市萩市沖は日本海です。両市の項目でも「日本海に面」すると記述されています。浜田港以西を響灘と呼ぶ定義がどこかにあるのでしょうか。また、玄界灘の項目に、「響灘は広義の玄界灘に含まれる」と一時期記述があった(現在は消えている)のですが、これも出典はあるのでしょうか。 --Sausaemon 2007年10月31日 (水) 13:33 (UTC)[返信]

響灘と玄界灘の範囲[編集]

玄界灘の東が島根県の県境まで及び響灘を含むとか、前後の関係も無視した記述もあり、玄界灘と響灘の範囲の定義が全くもっていい加減です。 前節「響灘の範囲について」のSausaemon氏の提起を引き継ぎつつ両海の範囲を明確にしたいと考えます。

(※ 以下では地名は原則として東側から記述するため、響灘が先にきます。)

議論の前提とする記事での定義

響灘のリード部の定義文は2008年8月24日 (日) 00:56 版での記述は

響灘 (ひびきなだ)は、日本海の西端、おおよそ島根県西部の日本海側沿岸、特に浜田港付近から、関門海峡付近を通り、福岡県北部の沿岸、特に宗像市大島(筑前大島) 付近までの海域をさす名称。

また、玄界灘範囲の2008年7月12日 (土) 03:45版での記述は

*[[日本海]]の一部で、[[大韓民国]]や[[日本]]の[[島根県]]、[[山口県]]、[[福岡県]]、[[佐賀県]]、[[長崎県]]に面しており、広さは不確かだが約1万3千平方キロメートルである。
**北端 : [[朝鮮半島]]南東の北緯35°付近
**南端 : [[長崎県]][[平戸島]]、北緯33°付近
**東端 : [[山口県]]と[[島根県]]の県境あたり、東経132°付近
**西端 : [[長崎県]][[対馬島]]、東経129°付近、[[東シナ海]]に接している。
*南側は全て水深200m以上の[[大陸棚]]である。南西から北東に向かって[[対馬海流]]が流れている。
*また、[[宗像市]]以東から、[[島根県]]以西を[[響灘]]という。

となっています。

各種地図での範囲

◆CyberMapのデータを用いるYahoo!地図における「響灘」での地図検索結果、自然地名情報の属する範囲としてリストアップされるのは、東から順に山口県下関市(神田岬沖)、福岡県芦屋町(遠賀郡)、福岡県岡垣町(遠賀郡)と続き、西端は福岡県宗像市大島・加代鼻東沖)までです。

同じく、「玄界灘」での地図検索結果、自然地名情報の属する範囲としてリストアップされるのは、九州本島部では東から順に福岡県宗像市(さつき松原沖)、福岡県福津市 、福岡県新宮町(糟屋郡)、福岡県福岡市東区、福岡県福岡市西区、と続き、西端は福岡県志摩町(糸島郡)(姫島南の唐津湾内)まで、離島部は長崎県壱岐市です。

響灘の東端は角島もしくは下関市と長門市の境界にある油谷湾口或いは東の川尻岬沖、両海の境界は鐘の岬-地島-大島、玄界灘の西端は唐津半島から壱岐水道対馬海峡東水道にあるように見えます。

◆ゼンリンのデータを用いるGoogleMapにおける「響灘」地名のマッピングの東端は油谷湾口で東の川尻岬沖の東側には日本海とマッピングされています。西端は鐘の岬の東側、「玄界灘」地名のマッピングの東端は鐘ノ岬の西側で、両海の境界はYahoo!地図同様に鐘の岬-地島-大島(筑前大島)にあるように見えます。西端のマッピングは唐津半島西側にある長崎県松浦市鷹島町鷹島・阿翁崎東の沖で、壱岐水道の西側の範囲の取り方の相違があるだけで基本的な立場はYahoo!地図と同様であるように見えます。

第七管区海上保安本部海洋情報部ホームページ「海岸図・航海図」[1]
  • 海岸図-海図番号:W201、図名:倉良瀬戸至角島>海図そのものでなく、HP上の図郭の印象だけですが、ずばり響灘を東西の端までおさめめたもののようです。(倉良瀬というのは地島北の岩礁で倉良瀬灯台があり、大島・地島間が倉良瀬戸です。)
  • 海岸図-海図番号:W1228、図名:玄界灘>図名はズバリです。やはりHP上の図郭の印象だけですが、東北の角は鐘ノ岬の東の波津城北の沖、南西の角はは長崎県平戸市の的山大島、壱岐島と対馬海峡東水道を中間まで含んでいます。

以上、ネットで取り敢えず収集できた情報です。--ウィキワッチー 2008年9月2日 (火) 11:15 (UTC)[返信]

角川地名辞典を元にして定義部分を書き換えました。歴史的経緯についても整理すべきとは思いますが未調査なので一旦保留しておきます。--Ray go 2008年9月7日 (日) 01:53 (UTC)[返信]
>東シナ海の一部とされている。
お調べいただきありがとうございます。響灘の範囲は私のネット情報検索結果に一致するものですが、対馬海峡以東にある響灘を日本海ではなく東シナ海の一部とする角川の事典の記載は誤植ではないかとすら思う異説ですね。響灘のことは別にして、角川地名辞典では玄界灘はどのように定義されているのでしょうか。特に西の端がどうなっているのかが課題です。--ウィキワッチー 2008年9月7日 (日) 05:22 (UTC)[返信]
角川地名辞典では水産庁海区区分(?)とかいう但し書きがあったかもしれません・・・うろ覚えで申し訳ない。後で確認しておきますね。この手の地域区分は分野によって範囲が違うのが普通なので、いずれは多論併記の形で落ち着くことになると思います。分野毎にきちんと定義が書かれている文献をあたって追加していけばそのうち全貌がわかるのではないかな。前例としては南九州があります。--Ray go 2008年9月9日 (火) 12:32 (UTC)[返信]
だいぶ時間が経ってしまいましたが、角川地名辞典では「海区としての東シナ海」という意図で書かれていて、これはこれで農林水産省の文書にも書かれていて間違いではないのですが、そもそもこの「海区」という区分自体が漁業者向けと思われ、あまり一般的ではないので本文には書かない方が良さそうです。一方「日本海の一部」としてしまうのも微妙で、地名辞典の類でも「日本海に続く」とか「日本海に連なる」とか、ちょっとぼかした表現になっています。漁業関係の文献もあたってみたのですが、これが延々と縄張り争いを続けている感じで何とも言えません。機会を見て調査は続けていきますがちょっと時間がかかると思います。--Ray go 2008年11月2日 (日) 23:34 (UTC)[返信]

北への広がりの範囲[編集]

上記節では東西の範囲だけを問題にしてきましたが、既存記述では玄界灘について北端・南端が記され、また、響灘記事中では「広さは不確かだが約1万3千平方キロメートルである。」と面積まで記されています。響灘については特に記されていませんが、北限をどこまでみるのか、の範囲は航海・漁業関係者なら常識の範囲内であろうかと思いますが、その常識を知りたいところです。--ウィキワッチー 2008年9月7日 (日) 05:22 (UTC)[返信]