ノート:キエフ大公

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表記ゆれに関しての質問[編集]

はじめまして。このページの中で赤リンクになっていた、「ヴャチェスラウ1世(在位:1139年)」に関する記事を抄訳したノフノフといいます(つたない訳ですみません)。その時に気づいたことがあるので3つ質問させてください。


1.まず、同一人物を指す日本語表記が、「ヴャチェスラ1世」、「ヴャチェスラ1世」(例えば、ウラジーミル2世モノマフの中において。)、などと複数あります。この表記揺れによって、「ヴャチェスラウ1世」へ飛ぶはずのリンクがいくつか赤リンクのままになっています。しかし、古ルーシ語・ロシア語音写・ウクライナ語音写・ベラルーシ語音写・歴史用語として一般的な表記など、どれに基づく表記が適切なのかがわかりません。私個人としては、歴史用語として一般的(な表記だと思われる)「ヴャチェスラ1世」に統一する。ヴャチェスラウ1世は記事名を訂正する。のがよいと思うのですが、どんな表記が適切でしょうか。

2.また、抄訳した限り、このページの一覧にある「ヴャチェスラウ1世(在位:1139年)」と、「ヴャチェスラウ(在位:1150年)」は同一人物なので、表記を統一するべきだと思うのですがどうでしょうか。それとも、私の抄訳が間違っているのでしょうか。

3.1と同じように、このページの中の「フセスラウ(在位:1068年 - 1069年)」は赤リンクですが、同一人物に関するフセスラフというページがある(キエフ大公一覧タグからは飛べる)ので、この表記ゆれも修正するべきだと思います。どんな表記が適切でしょうか。


質問をまとめると

1.「ヴャチェスラウ1世」「ヴャチェスラフ1世」「ヴャチェスラウ」の表記ゆれをどうするか。

2.このページの「ヴャチェスラウ1世(在位:1139年)」と、「ヴャチェスラウ(在位:1150年)」は同一人物ではないか。

3.このページの「フセスラウ(在位:1068年 - 1069年)」と「フセスラフ」との間の表記ゆれをどうするか。

です。よろしくお願いします。--ノフノフ会話2013年5月4日 (土) 16:00 (UTC)[返信]

トムルと申します。まず、Wikipedia:記事名の付け方によれば、「認知度が高い」「見つけやすい」「曖昧でない」記事名が推奨されているようです。そこで、①「○○スラウ」「○○スラフ」のゆれについては一番認知度が高く、使用率の高い表記がいいと思いますので、数々の書籍にて表記されている名前を列記し、一番多い表記を採用すべきと考えます(下記)。また、②③「同一人物でないか」については、しっかり事実を確認したうえで修正し、表記を統一すべきと考えます。--トムル会話2013年5月8日 (水) 06:07 (UTC)[返信]
なるほど。ありがとうございます。さっそく使用例を追加しました。
また、國本哲男他 訳『ロシア原初年代記』の巻末の家系図より(572頁、574頁)、「ヴャチェスラウ1世(在位:1139年)」と、「ヴャチェスラウ(在位:1150年)」、「フセスラウ(在位:1068年 - 1069年)」と「フセスラフ」が同一人物であることを確認しました。(というか私がよく調べてから質問すればよかったですね。すみません。)--ノフノフ会話2013年5月8日 (水) 10:24 (UTC)[返信]
今の状態からしても「○○スラフ」の方が圧倒的ですが、とりあえず一週間は様子を見ましょう。一応、今のうちから改名提案の手続きと改名提案テンプレートを各記事に貼っておいてもいいかもしれません(議論のノートはすべてここの方がよいでしょう)。--トムル会話2013年5月8日 (水) 14:55 (UTC)[返信]
賛成 ロシア史の文献ではありませんが、ロシア音楽関係記事を書くときに使ったものを追加しました。キエフ大公のテンプレートは「○○スラフ」表記ですし、個別には「○○スラフ」になっている記事もすでにあるので、より一般的な表記に揃えたほうがよいと思います。--みっち会話2013年5月11日 (土) 09:36 (UTC)[返信]
賛成 山川・世界歴史大系『ロシア史1(9世紀-17世紀)』を追加しました。「○○スラフ」表記に賛成します。--ぽん吉会話2013年5月15日 (水) 09:05 (UTC)[返信]
賛成 一週間経ちましたが、「○○スラウ」表記のものが一つも挙がらないようなので、「○○スラフ」に統一してもよいと思います。--トムル会話2013年5月15日 (水) 16:05 (UTC)[返信]

各出版物による「○○スラウ」「○○スラフ」の使用例[編集]

できるだけ多くの方から、多くの出版物から用例を挙げていただきたいと思いますので、みなさんどんどん書き足してください。--トムル会話2013年5月8日 (水) 06:07 (UTC)[返信]

  • レーベヂェフ編、除村吉太郎訳『ロシヤ年代記』原書房〈ユーラシア叢書〉、1979年 → 「○○スラフ」
  • ドーソン著、佐口透訳注『モンゴル帝国史』平凡社〈東洋文庫〉、1968年 → 「○○スラフ」
  • 護雅夫岡田英弘編『中央ユーラシアの世界』山川出版社〈民族の世界史〉、1990年 → 「○○スラフ」
  • 伊東孝之井内敏夫中井和夫編『ポーランド・ウクライナ・バルト史』山川出版社〈新版世界各国史〉、1998年 → 「○○スラフ」
  • 和田春樹編『ロシア史』山川出版社〈新版世界各国史〉、2002年 → 「○○スラフ」
  • 服部倫卓著『歴史の狭間のベラルーシ』東洋書店〈ユーラシア・ブックレット〉、2004年 → 「○○スラフ」
  • 黒川祐次著『物語 ウクライナの歴史』中央公論新社〈中公新書〉、2002年 → 「○○スラフ」
  • アレクサンドル・ダニロフ他 著、寒河江光徳他 訳『ロシアの歴史(上)古代から19世紀前半まで』明石書店〈世界の教科書シリーズ〉、2011年 → 「○○スラフ」
  • 國本哲男他 訳『ロシア原初年代記』名古屋大学出版会、1987年 → 「○○スラフ」
  • 中村喜和著『遠景のロシア』彩流社、1996年 → 「○○スラフ」
  • ポポノフ著、広瀬信雄訳『ロシア民族音楽物語』新読書社、2000年 → 「○○スラフ」 
  • 田中陽兒倉持俊一和田春樹編『ロシア史1(9世紀-17世紀)』山川出版社〈世界歴史大系〉、1995年 → 「○○スラフ」

「表記ゆれに関しての質問」についてのまとめ[編集]

ヴャチェスラウ1世ヴャチェスラフ1世に記事名を変更しました。また、このページの「スラウ」は「スラフ」に変更しました。みなさん御意見ありがとうございました。--ノフノフ会話2013年5月16日 (木) 08:55 (UTC)[返信]