ニューファンドランド (犬)

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ニューファンドランド
愛称
ニューファ
原産国
カナダ
主要畜犬団体による分類と標準
FCI: Group 2 Section 2 #50 標準
AKC: Working 標準
JKC: 第2グループ 標準
KC: Working 標準

ニューファンドランド (Newfoundland) はカナダ東岸のニューファンドランド島を原産地とする犬種。もとは作業犬、海難救助犬であった。現在では愛玩犬として飼われる事が多いが、カナダなどでは現在も水難救助犬としても使われている。

目次

[編集] 概要

利口で気が優しく、穏やかな超大型犬である。日本では「ニューファン」、英語では "Newfy" の愛称がある。体重は、オスが60-70 kg、メスは45-55 kg 、体高はオスが平均71 cm、メスは平均66 cm。がっしりとした体型で、耳は比較的小さめの垂れ耳。目も小さく、くぼんでいる。瞳は濃い褐色。表情が豊かで、愛嬌があると言われる。

泳ぎが得意なことでも知られており、足には水かき用の膜がある。ダブルコートの厚く長い被毛は滑らかで、油脂分を含み、よく水をはじく。四肢は飾り毛におおわれ、垂れた尾にも毛が豊かに生えている。

子犬

[編集] 歴史

ランドシーア作 『救われた者』

起源については諸説がある。原種はニューファンドランド島で、漁師の仕事を手伝い重い荷物を引くなどする作業犬として、また海難救助犬として活躍していた。

19世紀のはじめにイギリスに持ち込まれ、現在のような姿に改良された後、一躍人気犬種となり、ヨーロッパ全土に広がった。そのきっかけは、宮廷画家サー・エドウィン・ランドシーア (Sir Edwin Henry Landseer 1802-1873) が、白黒2毛色のニューファンドランド犬を好んで描いたことであった(右図『救われた者』参照)。以来、白黒のニューファンドランドは、特にランドシーアと呼ばれている。また、20世紀アメリカの画家メガリーも、この犬を描いている。

作家ジェームス・マシュー・バリーが『ピーター・パン』に登場させた乳母犬ナナもこの犬種である。しかし、ディズニーアニメーションではナナはセント・バーナードに置き換えられている。

詩人バイロンもこの犬を愛した1人である。そのほか、ナポレオンもエルベ島で溺れかけた際にこの犬に命を救われたと伝えられる。

今日、ニューファンドランド犬は超大型の家庭犬として、北欧諸国を中心に数多く飼われている。

[編集] 特徴

伝統的な毛色はブラック。ほかに、ブラウン、グレー、ブラック・アンド・ホワイト(ランドシーア)がある。成長スピードはきわめて速い。ある程度の運動が必要で、特に泳ぐことを好む。寒さには非常に強い反面、暑さは苦手とする。遺伝的な股関節形成不全がしばしばみられ、また、よだれを垂らす傾向が強いとも言われる。寿命は8-10年。

[編集] 関連項目

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