ニコール・ストット

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ニコール・ストット
Nicole Marie Passonno Stott
NASA所属宇宙飛行士
現況 現役
誕生 1962年11月19日(51歳)
ニューヨーク州オールバニ
他の職業 技術者
宇宙滞在期間 90日10時間45分
選抜試験 2000年
ミッション STS-128, 第20次長期滞在, 第21次長期滞在, STS-129
記章 STS-128 patch.png ISS Expedition 20 Patch.png ISS Expedition 21 Patch.png STS-129 patch.png

ニコール・ストット(Nicole Marie Passonno Stott、1962年11月19日-)はアメリカ合衆国の技術者で、アメリカ航空宇宙局宇宙飛行士である。国際宇宙ステーションへの第20次長期滞在第21次長期滞在でフライトエンジニアを務め、STS-129ではミッションスペシャリストを務めた[1]STS-133でもミッションスペシャリストを務めた。

初期の人生と教育[編集]

ストットはニューヨーク州オールバニで生まれ、フロリダ州クリアウォーターで成長した。1987年にエンブリー・リドル航空大学を卒業し、1992年にセントラルフロリダ大学経営工学修士号を取得した。1987年からウエストパームビーチプラット・アンド・ホイットニーで構造設計技術者として仕事を始めた。彼女は1年間、新しいジェットエンジンの部品の開発に携わった。

NASAでのキャリア[編集]

宇宙服を合わせるニコール・ストット

1988年、ストットはケネディー宇宙センターのオービタ組立て施設で働き始めた。6ヶ月後、彼女はシャトルの組立ての全体の流れを効率的に管理する責任者になり、改善の効果を測定する指標も作成した。またAMEXとNASAの合同プロジェクトで、Ground Processing Scheduling System(GPSS)という合理的なスケジューリング用ツールも開発した。GPSSはKSCで使われた他に、ソフトウェアとして市場でも成功した。最後の2年間は、国際宇宙ステーションのハードウェアの開発に携わるためカリフォルニア州ハンティントンビーチに移り、ボーイングで建設中のISSのトラスの設計に携わった。1998年にヒューストンジョンソン宇宙センターに移り、スペースシャトル着陸訓練機でフライトシミュレーションエンジニアを務めた。

2000年7月にNASAからミッションスペシャリストの候補に選ばれ、8月から候補者の訓練を行った。2年間の訓練と評価の後、彼女は宇宙飛行士としてステーションのペイロードの評価の仕事を行った。 第10次長期滞在では、通信管制員及び交代要員も務めた。 2006年4月には、彼女はNASAの極限環境ミッションであるNEEMO9に参加し、6人で18日間に渡って海中の研究施設で過ごした。 2009年8月からはSTS-128によりISSに向けて出発し、第20次長期滞在および第21次長期滞在を行い、STS-129により帰還した。この中でHTV(宇宙ステーション補給機)技術実証機の捕捉を行う一方、宇宙からHTV運用チームのために寿司の出前をした。 また、STS-133にも参加した[2]

宇宙からの初めての生ツイート[編集]

2009年10月21日、ニコール・ストットと、同じ第21次長期滞在の乗組員であるジェフリー・ウィリアムズは、ワシントンD.C.にあるNASAの本部に集まった大衆に向かって、宇宙ステーションから初めてTwitterへの投稿を行った[3]。これは、宇宙飛行士による初めての生のTwitterでもあった[4]。ただし以前にもスペースシャトルやISSの乗組員からのメッセージを受け取って、地上の管制職員が替わりにインターネットを通してTwitterに投稿することはあった[5]

出典[編集]

  1. ^ http://www.nasa.gov/mission_pages/station/expeditions/expedition20/
  2. ^ http://www.nasa.gov/home/hqnews/2009/mar/HQ_M09-034_Crew_rides.html
  3. ^ Carla Cioffi (2009年10月21日). “20091021 NASA Live Tweetup Event with International Space Station”. NASA. 2010年2月10日閲覧。
  4. ^ John Yembrick (2009年10月1日). “NASA Hosts Long-Distance Tweetup with Astronauts on Space Station”. NASA. 2009年10月20日閲覧。
  5. ^ Etan Horowitz (2009年5月22日). “The great debate over Astro Mike's 'tweets from space'”. The Orlando Sentinel. 2009年10月2日閲覧。

外部リンク[編集]