ナラサー・ラージャ2世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナラサー・ラージャ2世
Narasa Raja II
マイソール王
在位 1704年 - 1714年
戴冠式 1704年11月30日
別号 ラージャ

出生 1672年12月27日
死去 1714年2月18日
シュリーランガパトナ
子女 クリシュナ・ラージャ1世
王朝 オデヤ朝
父親 チッカ・デーヴァ・ラージャ
宗教 ヒンドゥー教
テンプレートを表示

ナラサー・ラージャ2世(Narasa Raja II, 1672年12月27日 - 1714年2月18日)は、南インドカルナータカ地方マイソール王国の君主(在位:1704年 - 1714年)。カンティーラヴァ・ナラサー・ラージャ(Kanthirava Narasa Raja)とも呼ばれる。

生涯[編集]

1704年11月16日、父王チッカ・デーヴァ・ラージャが死亡したことにより、ナラサー・ラージャ2世が王位を継承した[1]。生まれつき聾唖だったため「無口な王」を意味するムク=アラス(Múk-arasu)と呼ばれた[2]

その治世は摂政であるダラヴァーイーの一族に握られていたが、ナラサー・ラージャ2世は王家の先祖からの伝統および文化的な伝統を重んじ、その治世の自身の人気を楽しんだという[1]

1714年2月18日、ナラサー・ラージャ2世は死亡し、息子のクリシュナ・ラージャ1世が王位を継承した[1]

出典・脚注[編集]

  1. ^ a b c Mysore 3
  2. ^ Rice 1897a, p. 369

参考文献[編集]

関連項目[編集]