ドゥルス・グリューンバイン

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ドゥルス・グリューンバイン(2010年)

ドゥルス・グリューンバインDurs Grünbein, 1962年10月9日 - )は、ドイツの詩人。

ドレスデンに生まれる。早くからノヴァーリスフリードリヒ・ヘルダーリンに傾倒し詩作を試み、17歳のときエズラ・パウンドの叙事詩『キャントーズ』に出会いその後の詩作を方向付けられた。1984年にベルリンに住まいを移し、ベルリン大学で2年間演劇学を学び、その間古今の文学作品や量子物理学、神経医学に触れた。

1985年より本格的に執筆活動を開始、劇作家ハイナー・ミュラーにただちに見出され、1988年には初の詩集『Grauzone morgens』をズーアカンプ社から出版。以後短期間のうちに名声を高め、1995年にはペーター・ハントケに次いで史上二番目の若さでゲオルク・ビューヒナー賞を受賞した。2008年プール・ル・メリット勲章受章。

詩作のほかにエッセイストとしても活動しているほか、翻訳家としてアイスキュロスの『ペルシア人』『テーバイを攻める七将』、小セネカの『チュエステス』のドイツ語訳を手がけている。1999年と2002年に来日しており、その際ドイツ語俳句による旅日記を制作した。

参考文献[編集]

  • ドゥルス・グリューンバイン 『ドゥルス・グリューンバイン詩集』 縄田雄二編訳、中央大学出版会、2004年

外部リンク[編集]