デイビッド・マクニール

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デイヴィッド・マクニールDavid Mcneill) はアイルランド出身のフリーのジャーナリストアルスター大学リベラル・アーツの学位を取得[1]。1998年、エジンバラ・ネピア大学英語版で博士号を取得。1995年から1999年、リヴァプール・ジョン・ムーア大学で務める。その後、中国の広東工業大学でも教壇に立つ。2000年から日本に滞在するようになる[1]。拓殖大学、法政大学、東京大学、上智大学[2]非常勤講師を務め、現在は聖心女子大学英語文化コミュニケーション学科の教授[3]日本外国特派員協会の報道企画委員会委員長[4]を務める。

新聞記者としてはガヴァン・マコーマックが2002年に創設したジャパン・フォーカスの編集者であり[5]、日本に関するニュースをエコノミスト誌やアイリッシュタイムズに寄稿している[6]。また、慰安婦問題に関する「日本の歴史家たちを支持する声明」に上智大学講師、ジャーナリストの肩書で賛同の署名を行っている[7]。『雨ニモマケズ: 外国人記者が伝えた東日本大震災』の共同著者。

その他[編集]

2016年1月、英字新聞の「Number 1 Shimbun」に「In the valley of the trolls(トロールという敵だらけの世界で)」の記事を寄稿[8]インターネットで誹謗中傷を行う「インターネット・トロル」から日本で最も被害を受けてると述べている[9]

前妻の父親は三里塚闘争北原派のリーダー、北原鉱治である[10]

脚注[編集]

  1. ^ a b FCCJ - Profile: David McNeill at the Wayback Machine (archived 2019-12-10)
  2. ^ MCNEILL David | Sophia University Faculty of Liberal Arts at Archive.is (archived 2015-10-11)
  3. ^ 聖心女子大学専任教員一覧”. 2023年5月4日閲覧。
  4. ^ 委員会について”. The Foreign Correspondents' Club of Japan. 2023年5月4日閲覧。
  5. ^ About”. The Asia-Pacific Journal: Japan Focus. 2023年5月4日閲覧。
  6. ^ Japan's ruling party accused of shying from election questions”. Daily Mail Online (2014年11月28日). 2023年5月4日閲覧。
  7. ^ 日本の歴史家を支持する声明”. 2023年5月4日閲覧。
  8. ^ Into The Valley of The Trolls”. The Foreign Correspondents' Club of Japan. 2023年5月4日閲覧。
  9. ^ 「売国奴」「この国から去れ!」外国人記者に罵声を浴びせる彼らは何者か(山田 敏弘)”. 現代ビジネス. 2023年5月4日閲覧。
  10. ^ My Ex-Father-in-Law, the Japanese Radical”. Shingetsu News (2021年9月27日). 2023年1月17日閲覧。

外部リンク[編集]