チャールズ・シェパード

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チャールズ・シェパード: Charles Shepherd、生年不詳 - 1875年8月23日)はイギリス技術者で、オーストラリアなどの植民地で開発事業で従事した後、明治政府のお雇いとなり鉄道建設を指揮した。姓はセッハルトとも表記される[1]

経歴・人物[編集]

明治3年(1870年)、鉄道建設のためにエドモンド・モレルと共に来日し、民部省鉄道掛(明治4年に工部省に鉄道寮として移管)の副技術主任となる[1][2]新橋 - 横浜間の鉄道敷設の工事・測量を指導した[1]

3年後の明治6年(1873年)に同線の複線化と六郷川鉄橋の建設を計画し[2]、翌明治7年(1874年)岩手の釜石に転勤し大橋鉄山 - 釜石港の石炭運搬鉄道を敷設したが、工事中に大阪で死去した[1]

脚注[編集]

外部リンク[編集]