セルシーお笑いグランプリ

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セルシーお笑いグランプリ(セルシーおわらいグランプリ)とは、千里セルシー主催で行われていたお笑いコンクールの名称。

概要[編集]

大阪らしいお笑いを全国に発信するため、千里セルシーが2013年(平成25年)に創設。 応募資格は、年齢、性別、プロ・アマ問わず。演技時間は1組につき、3分以内。 グランプリには賞金10万円。副賞としてジェイコムで放送するセルシーCMへの出演権が与えられる。準グランプリ(2位)には5万円、敢闘賞(3位)には3万円、審査員特別賞(4位)には1万円の賞金。 1次予選は、エントリー時に投稿された映像を審査し、20〜30組程が2次予選へ進出。2次予選の上位8組が決勝戦に進出する。決勝戦の模様は後日、30分の特別番組としてジェイコムウエストで放送された。

歴代受賞者[編集]

  • 第1回(2013年) - グランプリ:はるとかんた、準グランプリ:ひこーき雲、敢闘賞:歌歌ちゃん、審査員特別賞:奥山ツンヂ
  • 第2回(2014年) - グランプリ:非常口、準グランプリ:追い風、敢闘賞:ミラクルチャップリン為永、審査員特別賞:パンダ無線
  • 第3回(2015年) - グランプリ:ブランケット、準グランプリ:ニューポップスオーケストラ、敢闘賞:センサールマン、審査員特別賞:栗尾
  • 第4回(2016年) - グランプリ:チャリンコクラブ、準グランプリ:単細胞、敢闘賞:だるまウインナー、審査員特別賞:ミラクルスパイク

歴代の決勝結果[編集]

  • 順位不明のグループは五十音順による序列
  • 所属事務所は出場当時

第1回(2013年)[編集]

順位 グループ名

所属事務所

決勝出場回数 番組キャッチフレーズ 出番順 備考
優勝 はるとかんた

アマチュア

初出場 天才姉弟コンビ 4 グランプリ
2位 ひこーき雲

スパンキープロダクション

初出場 10年目のテイクオフ 8 準グランプリ
3位 歌歌ちゃん

NSCジュニア

初出場 リズミカル&コミカル 2 敢闘賞
4位 奥山ツンヂ

スパンキープロダクション

初出場 眠れるピン芸人 7 審査員特別賞
不明 赤色4号

松竹芸能

初出場 ブラック&シュール 6
不明 カメルーン

フリー

初出場 期待の新星 3
不明 Mr.マイク

スパンキープロダクション

初出場 遅咲きのうちな~ 5
不明 ミックスツインズ

フリー

初出場 男女双子コンビ 1

・備考[編集]

  • 小学生コンビのはるとかんたが優勝[1]した。
  • 歌歌ちゃんが女性コンビで唯一の決勝進出・入賞を果たした。
  • 奥山ツンヂがピン芸人で唯一の決勝進出・入賞を果たした。

第2回(2014年)[編集]

順位 グループ名

所属事務所

決勝出場回数 番組キャッチフレーズ 出番順 備考
優勝 非常口

アマチュア

初出場 スーパー高校生 6 グランプリ
2位 追い風

スパンキープロダクション

初出場 笑いのジェット気流 4 準グランプリ
3位 ミラクルチャップリン為永

スパンキープロダクション

初出場 究極のおひとりさま 2 敢闘賞
4位 パンダ無線

フリー

初出場 琉球の風に乗って 3 審査員特別賞
5位 マイルド7

アマチュア

初出場 リズミカル漫才 5 セルシーモバイルクラブ賞

(この年だけの特別賞。賞金5千円)

不明 単細胞

スパンキープロダクション

初出場 ミラクルフリップ芸 8
不明 メジャープレイ

スパンキープロダクション

初出場 メジャー級ポジティブ 1
不明 レオコアラ

よしもとクリエイティブ・エージェンシー

初出場 ワイルド&マイルド 7

・備考[編集]

  • 高校生コンビの非常口が優勝[2]した。また、非常口は途中でネタが飛び、数秒間固まるハプニングが発生[3]。その模様はそのままジェイコムにて放送された。
  • ミラクルチャップリン為永が、ピン芸人としての歴代最高順位を更新した。(第2回大会当時)
  • 2年連続で、スパンキープロダクション所属の芸人が準優勝となった。[4][5]

第3回(2015年)[編集]

順位 グループ名

所属事務所

決勝出場回数 番組キャッチフレーズ 出番順 備考
優勝 ブランケット

ケーエープロダクション

初出場 笑いの毛布で包み込む 8
グランプリ
2位 ニューポップスオーケストラ

スパンキープロダクション

初出場 笑いと音楽の融合 3 ・準グランプリ

・セルシーみんなのくらぶ賞

(客席からのFacebook投票で選ばれた1組に贈られる、この年だけの特別賞。賞金5千円。準グランプリとのW受賞)

3位 センサールマン

スパンキープロダクション

初出場 ワンダフルエンターテイナー 5 敢闘賞
4位 栗尾

アマチュア

初出場 事務員のひとりごと 4 審査員特別賞
不明 えんぴつ消しゴム

よしもとクリエイティブ・エージェンシー

初出場 癖になる気持ち悪さ 6
不明 高原ユウスケ

スパンキープロダクション

初出場 孤高のコント職人 7
不明 はなる

NSCジュニア

初出場 夢見る15歳 1
不明 ボブティン

松竹芸能

初出場 ハイテンション漫才 2

・備考[編集]

  • 初めて事務所所属の芸人が優勝した。(ケーエープロダクション所属、ブランケット[6]
  • 3年連続で、スパンキープロダクション所属の芸人が準優勝となった。[4][5][7]
  • 栗尾が、女性ピン芸人として初となる入賞を果たした。

第4回(2016年)[編集]

順位 グループ名

所属事務所

決勝出場回数 番組キャッチフレーズ 出番順 備考以
優勝 チャリンコクラブ

よしもとクリエイティブ・エージェンシー

初出場 ハイテンポ漫才 4 グランプリ
2位 単細胞

スパンキープロダクション

2年ぶり2回目 新世代フリップ芸 5 準グランプリ
3位 だるまウインナー

松竹芸能

初出場 なかよしコンビ 2 敢闘賞
4位 ミラクルスパイク

サテライト大阪

初出場 アクターズスピリット 6 審査員特別賞
不明 ウドントミカン

松竹芸能

初出場 フレッシュボーイズ 3
不明 栗尾

アマチュア

2年連続2回目 スーパーアマチュア 7
不明 スモーキン

ケーエープロダクション

初出場 笑いの隠し味 8
不明 センサールマン

スパンキープロダクション

2年連続2回目 情熱の語り部 1

・備考[編集]

ゲスト審査員[編集]

審査員[編集]

  • 第1回(2013年) - 山根啓吾(番組プロデューサー)
  • 第2回(2014年) - 山根啓吾(番組プロデューサー)
  • 第3回(2015年) - 岡力(構成作家)
  • 第4回(2016年) - 大田黒淳子(審査委員長・セルシー会事務委員長)、岡力(構成作家)

司会・進行[編集]

脚注[編集]