ショクダイオオコンニャク
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ショクダイオオコンニャク
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Amorphophallus titanum (Beccari) ex Arcang |
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| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ショクダイオオコンニャク | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Titan arum |
ショクダイオオコンニャク(スマトラ大蒟蒻、学名Amorphophallus titanum)は、サトイモ科・コンニャク属の植物。インドネシア、スマトラ島の熱帯雨林に自生する。7年に一度2日間しか咲かない、世界最大の花として有名になった。
目次 |
解説[編集]
花序とその付属体、および仏炎苞の複合体は直径1.5mに達するとされ、その縦寸は3.5mまでになった記録もある。肉穂花序の先端は棍棒状の付属体となり、その下の仏炎苞に包まれた部分の上部に雄花、下部に雌花が密生する。
コンニャクなどほかのコンニャク属の植物と同様に、種子から発芽した実生個体は、毎年1枚だけの巨大な葉を展開して同化産物を球茎に蓄積し、数年がかりで巨大な球茎を形成する。生活史の最後の年には光合成を行う葉に替わって球茎から花序だけを伸張させ、それまでに蓄積した同化産物をすべて有性生殖に向けて使い切る。開花はわずか2日ときわめて短く、開花初日には花序先端の付属体から腐臭を発して上記の甲虫を集める。開花後8時間ほどで悪臭の最高潮に達するとされている。これらの甲虫は上に向けて漏斗状に展開した仏炎苞に着地すると這い上がれずに転がり落ち、中心の花序の部分に集められる。ここに他の花に誘引されて花粉をつけた個体がいると、花序最下部の雌花群の柱頭に花粉がなすりつけられ、受粉が成立する。翌日になると雌花の受粉機能は停止し(雌性先熟)、替わって雄花群の葯から花粉があふれ出して甲虫の体に降りかかり、次いで付属体と仏炎苞が枯死崩壊して虫の脱出が起きる。受粉が成立した雌花は成熟するとサトイモ科の植物に広く見られる朱色の液果となり、鳥に食べられて種子散布がおきると考えられている。
名称[編集]
花の形からショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)という別名もある。英名はTitan arumである。他にも、その強烈な腐臭から死体花やお化けのように見えるのでオバケコンニャク(お化け蒟蒻)という名前もある。
花の大きさについて[編集]
有名なラフレシアの最大種であるRafflesia arnoldii の花は最大で直径90cmと、送粉者を誘引して受粉系となる単位器官としてはこれより小型である。しかし R. arnoldii が単体の花であるのに対し、スマトラオオコンニャクの巨大な「花」は花序であり、そこに密生する個々の単体の花はごく小さい。そのため、単体の花としては R. arnoldii が世界最大である。両者とも腐臭を放って腐肉や獣糞で繁殖する昆虫を集めて花粉を媒介させるが、ラフレシアがクロバエ科のハエに依存しているのに対し、スマトラオオコンニャクは糞虫やシデムシ類といった甲虫によって花粉が媒介される点が異なる。
近年の開花[編集]
(日本での最初の開花は1991年)
- 2005年6月9日:ウィスコンシン大学
- 2005年6月18日:ロンドンのキューガーデン
- 2005年6月29日:シアトルのボランティア・パーク
- 2005年6月29日:オクラホマシティのメイレイド植物園
- 2005年7月14日:カリフォルニア大学バークレー校の植物園
- 2005年7月14日:スウェーデン・イェーテボリの植物園
- 2005年8月13日:マサチューセッツ州・スミス大学の植物園
- 2005年10月20日:ドイツ・シュトゥットガルトの動植物園
- 2005年11月19日:ワシントンDCのアメリカ植物庭園
- 2006年5月13日:ドイツ・ボンの植物園
- 2006年6月3日:カリフォルニア州立大学
- 2006年8月7日:ニューヨークのブルックリン植物園
- 2006年11月3日:オーストラリアはシドニーのen:王立植物園と開花の記事
- 2008年7月14日:鹿児島県のフラワーパークかごしま
- 2008年7月16日:鹿児島県のフラワーパークかごしま
- 2008年7月29日:静岡県のはままつフラワーパーク
- 2010年7月22日:東京都の小石川植物園
- 2010年7月23日:ヒューストン市のen:自然科学博物館
- 2010年8月2日:鹿児島県のフラワーパークかごしま
- 2011年4月23日:スイスのバーゼル大学植物園
- 2011年11月30日:東京都の神代植物公園
- 2012年5月25日 : 茨城県の国立科学博物館筑波実験植物園
- 2012年6月9日 :フロリダ州のen:マリー・セルビー植物園
- 2012年6月21日 :デンマーク コペンハーゲン大学付属 デンマーク自然史博物館 植物園
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- BBC放送による紹介ビデオ - 虫による受粉の様子などが見られる。