スコットランド国際ピアノコンクール

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スコットランド国際ピアノコンクール Scottish International Piano Competitionイギリスグラスゴーで行われる国際ピアノコンクール。

概要[編集]

1986年から続いている国際ピアノコンクール。1994年国際音楽コンクール世界連盟に加盟。2012年からはAAFにも加盟した。

このコンクールは、第1位受賞者が必ずなんらかの大型国際ピアノコンクールを制する可能性が極めて高くなったため急激に知名度が上がった。浜松国際ピアノコンクールホームタウンディシジョンの多すぎで水準が膠着したのと入れ替わるようにして成長し、現在ではジャン・チャクムルジョナタン・フォルネルを輩出したコンクールとして話題を集めている。

過去のスコットランド国際ピアノコンクールは、かつてプロコフィエフの1番の協奏曲やラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲が演奏できる内容[1]で話題となっていた。

現在のスコットランド国際ピアノコンクールはかつての浜松国際ピアノコンクールを微妙に模倣したような内容で争われており、受賞者は必然的に他の国際コンクールの転戦組になりやすい。珍しい点としてはバロックが必修になっている点である。その結果としてワンオブゼムと見切った応募者による棄権が多く、2023年の出場者は過去最小の24人であった。

出場者が多くなりすぎないせいで、ホームタウンディシジョンは回避されることが多く[注釈 1]、アジア人偏重にもなりにくい。このあたりが評判を上げている。

優勝者一覧[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 皆無ではない。

出典[編集]

  1. ^ Scottish International Piano Competition”. www.edict-training.co.uk. 2004年11月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月26日閲覧。

公式サイト[編集]