ジェルメーヌ・クルル

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ジェルメーヌ・クルルGermaine Krull, 1897年ポーゼン管区ヴィルダ(現ポズナン・ヴィルダ区 Poznań-Wilda) - 1985年 ヴェツラール )は主として第二次世界大戦前に、ドイツオランダフランス等で活躍した女性写真家

当時プロイセン王国領だった生地にて、ドイツ人の両親の間に生まれた。ドイツで写真を始め、オランダを経由して、パリにいたる。

1927年、パリにて、写真集『Métal』を、フロラン・フェル (Florent Fels) のテキストにより刊行した。この作品集は、機械や近代的建造物(橋、エッフェル塔など)を対象とした作品集で、新即物主義に影響を受けつつ、徹底した機械の美学を写真により表現した、その時期を代表する記念碑的な作品集である。1930年代の日本の写真雑誌『光畫』にもその作品の一部が紹介され、堀野正雄らに、強い影響を与えたと考えられる。

なお、クルルは「機械」ばかりを撮影していたわけではなく、都市写真人物写真も残している。

日本語の主要文献[編集]

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