シリー諸島

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コーンウォールとシリー諸島の位置関係

シリー諸島(シリーしょとう、Isles of Scilly)はイギリスの南西部のコーンウォール半島の沖合いに位置する約140の島・岩礁で、その内5つが有人島である。シリ諸島と表記する地図もある。面積は約16平方km。人口は約2100人。

歴史[編集]

紀元前2000年頃の住居跡が発見されており、この頃までには居住が始まっていた。当時は全体が大きな一つの島を形成していたと考えられている。紀元前1世紀頃には古代ローマ帝国の支配下にあった事を示す遺物が多数出土している。この頃から島域への浸水が始まり、現在の形になったと考えられている。

「世界最長の戦争」として知られる三百三十五年戦争の当事者であった。

気候[編集]

気候は全体的に安定しており、最も暑い月と寒い月の平均温度の差は8~10度程。また、温暖であり日照時間は長い。

産業・観光[編集]

トレスコ島

シリー諸島は観光に依存しており、人口の70%は観光に携わっている。その他に野菜・花の栽培も行われているが、海に囲まれている割には漁業は盛んではない。

  • セント・メアリーズ島 - シリー諸島中最も広い島。諸島中最大の町、ヒュータウンがある。
  • トレスコ島 - 2番目に広い島。亜熱帯植物園がある。
  • セント・アグネス島 - 特殊な形をした奇岩が多い