システムロックプリインストール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
システムロックプリインストール[1]またはシステムロックプレインストール[2] (SLP, System Locked Pre-installation[3], System Locked Preinstallation[4]) とは、Microsoft Windows XP以降のWindowsシリーズにおけるプリインストール形態の一種である。ユーザーにはライセンス認証方式の一種として認知されている。Windowsが内包する認証情報と、コンピュータメーカーによってBasic Input/Output System (BIOS)にあらかじめ組み込まれた認証情報を突き合わせ、認証の可否を判定する。
マイクロソフトとコンピュータメーカーのライセンス協議によって、BIOSに組み込まれる認証情報が決定され、その組み込み方法の詳細がマイクロソフトからコンピュータメーカーへ指示される。コンピュータメーカーはこのSLP対応BIOSを搭載したパーソナルコンピュータを量産する。一方、マイクロソフトからそのメーカー用の認証情報を内包したOEM版Windowsがメーカーへ供給され、メーカーは量産したコンピュータにプリインストールするとともにメディア(光ディスクやリカバリー領域)に収録して出荷する。不正インストール防止の観点から、マイクロソフトからメーカーヘはOEM版Windows側の認証情報組み込み詳細は明かされない。
ユーザーにはライセンス認証手順において以下の利便性が有る。これらはコンピュータ購入直後の初回起動時のみならず、Windows再インストール時にも享受できる。
- 正規の運用形態ならば認証処理がコンピュータ筐体内部で完結するため、ライセンス認証のためにインターネットへ接続する必要がない
- 認証作業に際し、コンピュータ筐体に貼られたプロダクトキーを入力する必要がない
出典 [編集]
- ^ Microsoft Corporation. “Windows XP プロダクト アクティベーション”. 2010年6月19日閲覧。
- ^ Microsoft Corporation. “ライセンスの管理”. 2010年6月19日閲覧。
- ^ Microsoft Corporation. “Technical Details on Microsoft Product Activation for Windows XP”. 2010年6月19日閲覧。
- ^ Microsoft Corporation. “License Management”. 2010年6月19日閲覧。