グウェノー・ピペット

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Gwenno

グウェノー・ピペット(Gwenno Pipette、本名:グウェノー・ミアリッド・ソーンダーズ(Gwenno Mererid Saunders)、1981年5月23日 - )は、英国ウェールズの歌手、キーボード奏者。ザ・ピペッツのメンバー。ステージでは中央に立つことが多い。ウェールズ語に堪能で、コーンウォール語も話す。

高名なコーンウォール語詩人で言語学者のティム・ソーンダーズを父としてカーディフに生まれる。マイケル・フラットリー製作のミュージカル『ロード・オブ・ザ・ダンス』と『フィート・オブ・フレイムズ』に10代で出演。『フィート・オブ・フレイムズ』ではラスベガス公演で主役を張った。2001年、ウェールズのテレビ局S4Cによるウェールズ語ソープオペラ"Pobol Y Cwm"に出演。S4Cの番組では"Ydy Gwenno'n Gallu... ?"にも出演した。

ピペッツに加わる前はソロのエレクトロポップシンガーとして活動。持ち歌のほとんどはウェールズ語とコーンウォール語の歌で、2枚のソロEP"Môr Hud"(2002年)と"Vodya"(2004年)をリリースした。

2005年4月、初代メンバーのジュリアの後釜としてピペッツに参加。シングル"Pull Shapes"でリードヴォーカルを担当。"Your Kisses Are Wasted on Me"ではコーラスを担当。近頃、自らのMySpaceページでソロ曲を発表。ピペッツファンサイトのフォーラムで報じられたところによると、2007年の冬頃にはグウェノーのソロアルバムのリリースが計画されているという。

ディスコグラフィー[編集]

アルバム

  • Tresor (2022)
  • Le Kov (2018)
  • Y Dydd Olaf (2015)

外部リンク[編集]