クラウデッドハウス

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クラウデッドハウス
欧字表記 Crowded House
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2006年5月22日(18歳)
Rainbow Quest
Wiener Wald
母の父 Woodman
生国 イギリスの旗 イギリス
生産者 Car Colston Hall Stud
馬主 J P Reddam
Mrs C Burrell & J Harvey
調教師 B J Meehan(イギリス
競走成績
生涯成績 19戦2勝
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クラウデッドハウス (Crowded House) はイギリスで生産された競走馬である。おもな勝ち鞍は2008年レーシングポストトロフィー

経歴[編集]

2歳(2008年)[編集]

デビューはニューマーケット競馬場7ハロン競走で、このレースでは10着と大敗してしまう。2戦目はオールウェザーのレースで初勝利を挙げる。続いて一般競走に出走するも2着と惜敗。

その後はG1レーシングポストトロフィーに向かい、ジュークボックスジュリーに次ぐ2番人気に支持される。レースでは馬群の中で控え、ゴール前でジュークボックスジュリー、スカンキービスクーツをあっさりかわすと3馬身半差で快勝し、翌2009年のクラシック戦線の有力馬の一頭となる。

3歳・4歳(2009年・2010年)[編集]

休養を終えて2009年の緒戦はダンテステークス(G2)に出走したが、見せ場がなく8着に終わった。続くダービーステークスでも6着に敗れた後は休養に入り、3歳シーズンを終えた。明け4歳となった2010年ドバイに遠征し、2月4日アルラシディーヤ(G3)に出走したが、2着に敗れた。続くマクトゥームチャレンジラウンド2(G3)も2着だった。本番のドバイワールドカップでは9着に敗れた。その後、4戦するがいずれも着外続きであったが、8月28日パシフィッククラシックステークスでは2着と好走した。9月19日ウッドバインマイルでは惜しくも4着、10月2日グッドウッドステークスでは最下位の7着に終わった。

5歳(2011年)[編集]

休養を終えてドバイに遠征し、2月3日のマクトゥームチャレンジラウンド2(G3)に出走したが7着、続くバージナハール(G3)でも9着。3月26日ゴドルフィンマイル(G2)では最下位の14着に終わった。そのレースを最後に引退した。

競走成績[編集]

出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着(2着)馬
2008.08.22 ニューマーケット 未勝利 芝7f 10着 D.ホランド アタマ Delegator
2008.09.05 ケンプトン 未勝利 AW8f 1着 J.スペンサー 3 1/4馬身 (Custody)
2008.10.04 ニューマーケット 一般競走 芝7f 2着 M.キネーン 1/2馬身 Donativum
2008.10.25 ドンカスター レーシングポストトロフィー G1 芝8f 1着 J.スペンサー 3 1/2馬身 (Jukebox Jury)

血統表[編集]

クラウデッドハウス血統ブラッシンググルーム系 / Raise a Native 4x4=12.50%、 Native Dancer 5x5x5=9.38%、 Nearco 5x5=6.25%) (血統表の出典)

Rainbow Quest
1981 鹿毛 アメリカ
父の父
Blushing Groom
1974 栗毛 フランス
Red God Nasrullah
Spring Run
Runaway Bride Wild Risk
Aimee
父の母
I Will Follow
1975 鹿毛 アメリカ
Herbager Vandale
Flagette
Where You Lead Raise a Native
Noblesse

Wiener Wald
1992 栗毛 アメリカ
Woodman
1983 栗毛 アメリカ
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Playmate Buckpasser
Intriguing
母の母
Chapel of Dreams
1984 栗毛 アメリカ
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Terlingua Secretariat
Crimson Saint F-No.8-c


外部リンク[編集]

先代
アラブ首長国連邦の旗イブンカルダン
レーシングポストトロフィー
勝ち馬
2008年
次代
アイルランドの旗セントニコラスアビー