キクザキオクチョウジザクラ

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キクザキオクチョウジザクラ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
: サクラ属 Cerasus
学名
Cerasus apetala (Sieb. & Zucc.) Ohle ex H.Ohba var. pilosa (Koidz.) H.Ohba f. multipentala (Kawas.) H.Ohba (2001)
和名
キクザキオクチョウジザクラ

キクザキオクチョウジザクラ(菊咲奥丁字桜、学名:Cerasus apetala (Sieb. & Zucc.) H.Ohba var. pilosa (Koidz.) H.Ohba f. multipetala (Kawas.) H.Ohba)はバラ科サクラ属の植物。チョウジザクラ群の園芸品種の一つ。ヒナギクザクラとしても知られており、一般的にはこの名前のほうが有名である。

特徴[編集]

花期は3月中旬から4月にかけて。花の色は桃色から白。八重咲きであり、多くの花弁をつける。この花弁は蕾の中に蕾があるような形をしている。

樹木としての特徴はオクチョウジザクラに似ており、背の低いうちから枝を増やそうとする。

オクチョウジザクラが八重咲きになったものとも、八重咲きの品種との雑種とも言われている。

新潟県弥彦神社に植わっているものが原木とされている。