カルフ (ビール)

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Karhu III.
ポリの紋章

カルフ (Karhu) は、フィンランドケラヴァにあるシネブリチョフ (Sinebrychoff) 醸造所が製造しているビールブランド。風味の強いペール(淡色)ラガーヘレス)である。カルフの醸造は、1898年に始まり、近年のフィンランドでは最も市場占拠率の高いビールの銘柄となっている。現在は、アルコール度数の異なる3種類のビールがある。最も人気が高いのは「カルフIII」(アルコール度数4.6%) である。このほか、度数5.3%の「カルフA」もある。瓶に貼られたラベルにはの絵が描かれているが、「カルフ」とはフィンランド語で熊のことである。この名前は、このビールが元々はポリ(紋章に熊があしらわれ、しばしば「熊の都市」などとも称される)で製造されていたことに由来している。

カルフは元々ポリで醸造されていたが、1970年代に、北ヨーロッパ最古の歴史をもつビール会社シネブリチョフが事業を買収した[1]。シネブリチョフは、その後1990年代に、デンマークカールスバーグの傘下に入った[1]。ポリの醸造所は2010年に閉鎖されたが、ビールの製造はケラヴァで継続された。しかし、この「新しい」カルフに対して、数多くの人々がボイコットの動きに加わった。直近の生産量は公表されていないので、現在もフィンランドで最も売れているビールであるかどうかは確認できない。

特に「飲兵衛の人」に好かれるビールである、とする評もある[2]

宣伝文句の例[編集]

  • Karhu on täyttä olutta. - カルフはフルボディのビールです
  • Jokainen Karhu on täyttä olutta ensipuraisusta viimeiseen pisaraan. - すべてのカルフは、最初の一口から最後の一滴まで、フルボディのビールです
  • Kesyttämätön Karhu on lajinsa vahvin. - 飼いならされていないカルフ(熊)は、同類の中でも最強です
  • Korkkaa huurteisen kylmänä ja nauti täyteläisestä mausta. - キンキンに冷やして栓を抜いたら、あとはフルボディの風味をお楽しみください

出典・脚注[編集]

  1. ^ a b “Carlsberg buys up the remainder of Sinebrychoff brewery”. Helsingin Sanomat. (1999年12月21日). http://www2.hs.fi/english/archive/today/211299-04.html 2013年1月29日閲覧。 
  2. ^ 靴家さちこ (2010年3月15日). “税引き上げ、不況にも負けず、フィンランド産ビール売上増加。裏側にある社会問題”. 2013年1月30日閲覧。

外部リンク[編集]

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