カプグラ症候群

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カプグラ症候群(カプグラしょうこうぐん、カプグラシンドローム)とは、家族・恋人・親友などが瓜二つの替え玉に入れ替わっているという妄想を抱いてしまう精神疾患の一種。ソジーの錯覚[1][2](ソジーのさっかく)とも呼ばれる。よく見知った人物が、見知らぬ他人に入れ替わっていると感じてしまう現象を言う。偽物だと思い込む対象は無生物の例もある。以前は稀な症状であると思われていたが、今ではそれほど珍しいものでないことが分かっている。1923年フランス精神科医ジョセフ・カプグラ(1887年1950年)らによって報告された。

脚注[編集]

  1. ^ カプグラが報告した仏人女性のケースで使用された「l'illusion des sosies(替え玉の幻想、錯覚)」に由来する用語。
  2. ^ 宮本忠雄『精神分裂病の世界』p.63によれば、「ローマの喜劇詩人プラウトゥスおよびフランスの作家モリエールの『アンフィトリオン』のなかに出てくる召使いの名から由来するもの」である。

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