エワ・ブロドニッカ

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エワ・ブロドニッカ
2020年
生年月日 (1984-06-07) 1984年6月7日(39歳)
出身地 ポーランドの旗 ポーランド
マゾフシェ県ノビ・ドブル・マゾビエツキ
通称 Kleo
国籍 ポーランドの旗 ポーランド
身長 173 cm (5 ft 8 in)
階級 スーパーフェザー級(ボクシング)
リーチ 169 cm (67 in)
スタイル ボクシング
総合格闘技記録
試合数3
勝利2
判定2
敗戦1
ノックアウト1
プロボクシング記録
試合数21
勝利20
ノックアウト1
敗戦1
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エワ・ブロドニッカ(Ewa Brodnicka、1984年6月7日 - )は、ポーランド総合格闘家、元プロボクサーである。第2代WBO女子世界スーパーフェザー級王者。

来歴[編集]

ボクシング[編集]

アマチュアで2勝2敗の戦績を残した後にプロ転向。

2013年2月16日、プロデビュー戦を判定勝利。

プロ4戦目で初のタイトル挑戦としてKremena PetkovaとのWBF女子インターナショナルスーパーライト級王座決定戦に挑み、3-0判定勝利で初タイトル獲得。

2015年12月19日、プロ10戦目でElfi Philipsとのヨーロッパ女子ライト級王座決定戦に挑み、3-0判定で勝利し2冠目獲得、

2017年5月13日、プロ13戦目でイルマ・アドラーとのWBO女子世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦に挑み、3-0判定で勝利し初の世界タイトル獲得。

その後、正規王者であるラモーナ・キューネとの王座統一戦の指令が下り、入札となってブロドニッカのプロモーターが落札して2018年春にポーランドで開催を予定していたが、キューネ側が拒否したためタイトル剥奪に至り、ブロドニッカが正規王者に昇格した[1]

2018年4月21日、Sarah Pucek相手にWBO正規王座の初防衛戦を行い、3-0判定で勝利。

2020年3月7日、Djemilla Gontaruk相手にWBO王座5度目の防衛戦を行い、3-0判定を制し5度目の防衛に成功。

2020年10月31日、初となる海外戦としてラスベガスMGMグランド井上尚弥 vs ジェイソン・モロニーのアンダーとしてミカエラ・メイヤー相手に6度目の防衛戦に臨む予定だったが、前日計量で超過したためWBO王座を剥奪され、試合も判定でプロ初黒星となった[2]

2021年3月13日、Milena Koleva相手に再起戦を行い、3-0判定で勝利。しかし、この試合後にボクシング引退、総合格闘技に転向。

総合格闘技[編集]

2021年8月28日、High League 1 でのAniela Bogusz戦でMMAデビューも3回TKO負け。

2022年6月4日、 High League 3でのKamila Wybranczyk戦で判定を制しMMA初勝利。

戦績[編集]

ボクシング[編集]

  • アマチュア:4戦 2勝 2敗
  • プロ:21戦 20勝 1KO 1敗

総合格闘技[編集]

総合格闘技 戦績
3 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
2 0 0 2 0 0 0
1 1 0 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
Marta Linkiewicz 3分3R終了 判定3-0 Fame 18: Crusher vs. Ferrari 2023年5月20日
Kamila Wybranczyk 3分3R終了 判定3-0 High League 3: Dubiel vs Alberto 2022年6月4日
× Aniela Bogusz 3分3R1:12 TKO High League 1: Lexy vs. Natsul 2021年8月28日

獲得タイトル[編集]

  • 第2代WBO女子世界スーパーフェザー級王座(暫定→正規:防衛5=剥奪)

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

暫定王座決定戦 対戦者
イルマ・アドラー
WBO女子世界スーパーフェザー級暫定王者
2017年5月13日 - 2018年2月22日
次暫定王者
正規認定により消滅
空位
前タイトル保持者
ラモーナ・キューネ
第2代WBO女子世界スーパーフェザー級王者

2018年2月22日 - 2020年10月30日(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
ミカエラ・メイヤー