アルドステロン症

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アルドステロン症あるどすてろんしょう)は、血中のアルドステロン鉱質コルチコイド)濃度が高い病態。尚、便宜上、偽性アルドステロン症も本稿で扱う。

概念[編集]

以下、アルドステロン(aldosterone)をAld、血圧(blood pressure)をBP、ナトリウム(ラテン語ドイツ語: Natrium)をNa、カリウム(ラテン語・ドイツ語: Kalium)をK、上昇を↑、低下を↓、因果関係を(原因)→(結果)、血漿アルドステロン濃度(plasma aldosterone concentration)をPAC、血漿レニン活性(plasma renin activity)をPRA、と表記する。 本症はNa↑、K↓、BP↑が典型像である。これを踏まえて各種バリエーションを見ると見通しが良い。

病態[編集]


基本的にレニン-アンギオテンシン-アルドステロン系が亢進する場合は低カリウム血症、代謝性アルカローシスがおこる。これはアルドステロンの腎への作用、すなわちナトリウムの再吸収、カリウムの排泄、重炭酸イオンの再吸収、などを考えれば明らかである。一部の例外を除き、アシドーシスと高カリウム血症、アルカローシスと低カリウム血症は並行するという経験則があり、代謝性アルカローシスと低カリウム血症は原則どおりである。なお、低カリウム血症と代謝性アシドーシスを合併する珍しい疾患とは腎尿細管性アシドーシスである。

分類[編集]

原因によって原発性、続発性、偽性に分けられる。

原因[編集]

検査[編集]

診断[編集]

アルドステロン症の共通症状として、低カリウム血症、高HCO3を予めあげておく。

PRA PAC BP 診断 理由
原発性アルドステロン症 PAC↑→BP↑→PRA↓
腎血管性高血圧 PRA↑→PAC↑→BP↑
バーター症候群
リドル症候群
レニン産出腫瘍
偽性アルドステロン症 BP↑→PRA↓→PAC↓

診療科[編集]

循環器内科代謝内分泌内科泌尿器科、等