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'''水中毒'''(みずちゅうどく、{{Lang|en|water intoxication}})とは、過剰の[[水分]]摂取によって生じる[[中毒|中毒症状]]であり、具体的には[[低ナトリウム血症]]や[[けいれん]]を生じ、重症では死に至りうる。
'''水中毒'''(みずちゅうどく、{{Lang|en|water intoxication}})とは、過剰の[[水分]]摂取によって生じる[[中毒|中毒症状]]であり、具体的には[[低ナトリウム血症]]や[[けいれん]]を生じ、重症では死に至りうる。


[[人間]]の[[腎臓]]が持つ最大の利尿速度は毎分16mlであるため、これを超える速度で水分を摂取すると体内の水分過剰で[[細胞]]が膨化し、[[低ナトリウム血症]]を引き起こす水中毒に陥る。
[[人間]]の[[腎臓]]が持つ最大の利尿速度は毎分16mlであるため、これを超える速度で水分を摂取すると体内の水分過剰で[[細胞]]が膨化し、希釈性[[低ナトリウム血症]]を引き起こす水中毒に陥る。


== 症状 ==
== 症状 ==
血液中の[[ナトリウム]][[イオン]]濃度の低下に伴い以下の症状が生じる。
血液中の[[ナトリウム]][[イオン]]濃度の低下に伴い以下の症状が生じる。
*130m[[化学当量|Eq]]/L - 軽度の疲労感
* 130m[[化学当量|Eq]]/L - 軽度の疲労感
*120mEq/L - [[頭痛]]、[[嘔吐]]、精神症状
* 120mEq/L - [[頭痛]]、[[嘔吐]]、精神症状
*110mEq/L - 性格変化や[[痙攣]]、[[昏睡]]
* 110mEq/L - 性格変化や[[痙攣]]、[[昏睡]]
*100mEq/L - [[神経]]の伝達が阻害され[[呼吸困難]]などで[[死亡]]
* 100mEq/L - [[神経]]の伝達が阻害され[[呼吸困難]]などで[[死亡]]


== 原因 ==
== 原因 ==
水分の過剰摂取が直接の原因である。誤った知識に基づくダイエットや大量の水分補給<ref>[https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika1913/72/4/72_4_458/_article/-char/ja/ 森田茂樹、瀬戸牧子、原恵子ほか、健康成人に発症した急性水中毒症の1例] 日本内科学会雑誌 Vol.72 (1983) No.4 P458-461, {{DOI|10.2169/naika.72.458}}</ref>に注意する必要がある。水中毒は[[自閉症]]や[[統合失調症]]の患者に多いことが知られ2010年には、精神科病院における水中毒のための書籍も出版されている<ref>{{Cite book|和書|author=(編集)川上宏人、松浦好徳|title=多飲症・水中毒|publisher=医学書院|date=2010|isbn=978-4-260-01002-3}}</ref>。日本の『統合失調症治療ガイドライン2008』においても多飲症による水中毒は、抗精神病薬の副作用の項に記載され、統合失調症の慢性期によくみられるとされている<ref name="統合失調症治療ガイドライン2008"/><ref>納谷敦夫、『精神病院入院患者における多飲,低ナトリウム血症及び水中毒について』 精神医学, 25巻 5号, 1983/5/15</ref>。
水分の過剰摂取が直接の原因である。誤った知識に基づくダイエットや水分補給に注意する必要がある。


水中毒には、[[抗精神病薬]]の[[副作用]]<ref>[http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/higashi/201602/545811_2.html その状態は望んだ作用か過鎮静か] 日経メディカルオンライン 2016/2/17</ref>と[[バソプレッシン]]の持続的分泌が関係するという説がある。この説では、抗精神病薬の長期投与によって視床下部の口渇中枢およびバソプレッシン分泌細胞の[[ドーパミン]]受容体感受性が亢進する。このため口渇とバソプレッシン促進によって腎臓からの水分再吸収が盛んになり血漿浸透圧が減少するが、ナトリウムの再吸収は行われないため低ナトリウム血症を引き起こすとされる。しかし抗精神薬の服用にかかわらず自閉症患者には高い確率で多飲が見られる。また、経尿道的[[前立腺]]切除術<ref>[https://www.jstage.jst.go.jp/article/iryo1946/43/2/43_2_235/_article/-char/ja/ 小沢隆昭、宮崎久義、外山あつ子ほか、経尿道的前立腺切除術中におこつた高度の低ナトリウム血症] 医療 Vol.43 (1989) No.2 P235-239, {{DOI|10.11261/iryo1946.43.235}}</ref>や経尿道的・経子宮頸管的内視鏡手術においても発症する事があることが報告されている<ref>[https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsicm/15/2/15_2_225/_article/-char/ja/ 佐伯仁、松田理江、大竹孝尚、子宮鏡下手術時に水中毒をきたした1症例] 日本集中治療医学会雑誌 Vol.15 (2008) No.2 P225-226, {{DOI|10.3918/jsicm.15.225}}</ref><ref>[https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsicm/15/2/15_2_157/_article/-char/ja/ 東海林哲郎、鳥井孝明、水中毒に注意を —経尿道的・経子宮頸管的内視鏡手術] 日本集中治療医学会雑誌 Vol.15 (2008) No.2 P157-159, {{DOI|10.3918/jsicm.15.157}}</ref>。
水中毒は[[自閉症]]や[[統合失調症]]の患者に多いことが知られている。2010年には、精神科病院における水中毒のための書籍も出版されている<ref>{{Cite book|和書|author=(編集)川上宏人、松浦好徳|title=多飲症・水中毒|publisher=医学書院|date=2010|isbn=978-4-260-01002-3}}</ref>。日本の『統合失調症治療ガイドライン2008』においても多飲症による水中毒は、抗精神病薬の副作用の項に記載され、統合失調症の慢性期によくみられるとされている<ref name="統合失調症治療ガイドライン2008"/>。

水中毒には、[[抗精神病薬]]の[[副作用]]と[[バソプレッシン]]の持続的分泌が関係するという説がある。この説では、抗精神病薬の長期投与によって視床下部の口渇中枢およびバソプレッシン分泌細胞の[[ドーパミン]]受容体感受性が亢進する。このため口渇とバソプレッシン促進によって腎臓からの水分再吸収が盛んになり血漿浸透圧が減少するが、ナトリウムの再吸収は行われないため低ナトリウム血症を引き起こすとされる。しかし抗精神薬の服用にかかわらず自閉症患者には高い確率で多飲が見られる。


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[[下痢]]などで激しい[[脱水症状]]を起こした際に[[スポーツドリンク]]を大量に与えると、特に乳幼児において、水中毒を惹起することがある。これは病的脱水時の水補給には一般的なスポーツドリンクではナトリウム濃度が低すぎることから<ref>一般的なスポーツドリンクで10〜20mEq/L。</ref>、低ナトリウム血症になることが原因である。病的な脱水時には[[経口補水液]]を用いるべきである。
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== 治療法 ==
== 治療法 ==
{{Main|低ナトリウム血症#治療}}
*水分の摂取の厳重な制限と水排泄促進
急激なナトリウム補給を行うと、[[横紋筋溶解症]]を発症する事がある<ref>[https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsicm1994/12/3/12_3_219/_article/-char/ja/ 古川晶子、森川秋月、早川峰司ほか、水中毒によって引き起こされた横紋筋融解症の1症例 急激なナトリウム値補正の関与] 日本集中治療医学会雑誌 Vol.12 (2005) No.3 P219-222, {{DOI|10.3918/jsicm.12.219}}</ref>。
*原因疾患を特定して治療
* 水分の摂取の厳重な制限と水排泄促進
*心因性多飲症によるものの場合、その原因の解明、解決
* 原因疾患を特定して治療
*尿崩症に対する薬物治療(DDAVP)が原因の場合、薬剤の中止
* 心因性多飲症によるものの場合、その原因の解明、解決
* 尿崩症に対する薬物治療(DDAVP)が原因の場合、薬剤の中止


===精神科病院での対処===
=== 精神科病院での対処 ===
これを専門で研究した松浦好徳の病院においても、患者が水を飲みすぎてけいれんなどが生じるのを防ぐために、多飲症の患者を保護室に隔離し隔離室の大半はそうした患者で占められるということがあった<ref name="松浦会話">{{cite news |author=話し手・松浦好徳 |title=「飲ませない」から「安全に,おいしく飲んでもらう」へ |url=http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02867_03 |date=2010-02-15 |newspaper=週刊医学界新聞 |accessdate=2014-07-14}}</ref>。そうではなく、水を看護室にて自由に飲んでもらう代わりに、心理教育も行うことで隔離は不要となった<ref name="松浦会話"/>。
これを専門で研究した松浦好徳の病院においても、患者が水を飲みすぎてけいれんなどが生じるのを防ぐために、多飲症の患者を保護室に隔離し隔離室の大半はそうした患者で占められるということがあった<ref name="松浦会話">{{cite news |author=話し手・松浦好徳 |title=「飲ませない」から「安全に,おいしく飲んでもらう」へ |url=http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02867_03 |date=2010-02-15 |newspaper=週刊医学界新聞 |accessdate=2014-07-14}}</ref>。そうではなく、水を看護室にて自由に飲んでもらう代わりに、心理教育も行うことで隔離は不要となった<ref name="松浦会話"/>。


==訴訟==
== 訴訟 ==
病院内での水中毒による死亡を理由とした裁判では、抗精神病薬などの副作用の口渇が水中毒の主な原因であるとし、水分摂取を制限しなかった病院側に過失を認めた判決が下っている<ref>{{cite news |author= |title=水中毒で入院患者死亡、病院に賠償命じる判決 |url=http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20140703-OYS1T50014.html |publisher=読売新聞|date=2014-07-03 |accessdate=2014-07-10}}</ref>。
病院内での水中毒による死亡を理由とした裁判では、抗精神病薬などの副作用の口渇が水中毒の主な原因であるとし、水分摂取を制限しなかった病院側に過失を認めた判決が下っている<ref>{{cite news |author= |title=水中毒で入院患者死亡、病院に賠償命じる判決 |url=http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20140703-OYS1T50014.html |publisher=読売新聞|date=2014-07-03 |accessdate=2014-07-10}}</ref>。


== ヒト以外 ==
== ヒト以外 ==
[[輸液]]において、低張性電解質の過剰投与により水中毒を引き起こすことがある。また、子牛においては水の過剰摂取を原因とした一過性に[[血色素尿]]を排泄する疾患が存在する。
[[輸液]]において、低張性電解質の過剰投与により水中毒を引き起こすことがある。また、子牛においては水の過剰摂取を原因とした一過性に[[血色素尿]]を排泄する疾患が存在する<ref>[https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjvc1978/1984/7/1984_7_22/_article/-char/ja/ 苫米地隆、武田金之助、安田賢臓ほか、牛の臨床領域における水と電解質代謝に関する研究] 東北家畜臨床研究会報 Vol.1984 (1984) No.7 P22-32, {{DOI|10.4190/jjvc1978.1984.22}}</ref>


== 脚注 ==
== 出典 ==
* [https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsicm1994/12/3/12_3_188/_article/-char/ja/ 又吉康俊、水中毒の治療戦略] 日本集中治療医学会雑誌 Vol.12 (2005) No.3 P188-190, {{DOI|10.3918/jsicm.12.188}}
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== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
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*『現代臨床精神医学』<!--追加された2006年以前の版-->
* 『現代臨床精神医学』 著:大熊輝雄 2013/04, ISBN 978-4307150675
*獣医学大辞典編集委員会編集『明解獣医学辞典』チクサン出版、[[1991年]] ISBN 4885006104
* 獣医学大辞典編集委員会編集『明解獣医学辞典』チクサン出版、[[1991年]] ISBN 4885006104
* 榎田 雅夫、山崎潤、山内俊雄、『多飲から肺水腫を来した水中毒の1死亡例—肺水腫併発例の文献的検討』 精神医学, 37巻 2号, 1995/2/15
* 菊池章、『水中毒と気象との関係について』 精神医学, 51巻 4号, 2009/4/15

== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
*[[中毒]]
* [[中毒]]
*[[抗精神病薬]]
* [[抗精神病薬]]

== 外部リンク ==
* [https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjaam/24/9/24_767/_article/-char/ja/ 柏浦正広、小林未央子、阿部裕之ほか、【原著論文】水中毒患者における横紋筋融解症の発症機序と予後の検討] 日本救急医学会雑誌 Vol.24 (2013) No.9 p.767-773, {{DOI|10.3893/jjaam.24.767}}


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2016年2月22日 (月) 00:23時点における版

水中毒
概要
診療科 内分泌学
分類および外部参照情報
ICD-10 E87.7
ICD-9-CM 276.69

水中毒(みずちゅうどく、water intoxication)とは、過剰の水分摂取によって生じる中毒症状であり、具体的には低ナトリウム血症けいれんを生じ、重症では死に至りうる。

人間腎臓が持つ最大の利尿速度は毎分16mlであるため、これを超える速度で水分を摂取すると体内の水分過剰で細胞が膨化し、希釈性低ナトリウム血症を引き起こす水中毒に陥る。

症状

血液中のナトリウムイオン濃度の低下に伴い以下の症状が生じる。

原因

水分の過剰摂取が直接の原因である。誤った知識に基づくダイエットや大量の水分補給[1]に注意する必要がある。水中毒は自閉症統合失調症の患者に多いことが知られ、2010年には、精神科病院における水中毒のための書籍も出版されている[2]。日本の『統合失調症治療ガイドライン2008』においても多飲症による水中毒は、抗精神病薬の副作用の項に記載され、統合失調症の慢性期によくみられるとされている[3][4]

水中毒には、抗精神病薬副作用[5]バソプレッシンの持続的分泌が関係するという説がある。この説では、抗精神病薬の長期投与によって視床下部の口渇中枢およびバソプレッシン分泌細胞のドーパミン受容体感受性が亢進する。このため口渇とバソプレッシン促進によって腎臓からの水分再吸収が盛んになり血漿浸透圧が減少するが、ナトリウムの再吸収は行われないため低ナトリウム血症を引き起こすとされる。しかし抗精神薬の服用にかかわらず自閉症患者には高い確率で多飲が見られる。また、経尿道的前立腺切除術[6]や経尿道的・経子宮頸管的内視鏡手術においても発症する事があることが報告されている[7][8]

下痢などで激しい脱水症状を起こした際にスポーツドリンクを大量に与えると、特に乳幼児において、水中毒を惹起することがある。これは病的脱水時の水補給には一般的なスポーツドリンクではナトリウム濃度が低すぎることから[9]、低ナトリウム血症になることが原因である。病的な脱水時には経口補水液を用いるべきである。

一般に精神科病院の入院患者の10~20%に多飲が見られ、3~4%が水中毒を呈しているという[3]

治療法

急激なナトリウム補給を行うと、横紋筋溶解症を発症する事がある[10]

  • 水分の摂取の厳重な制限と水排泄促進
  • 原因疾患を特定して治療
  • 心因性多飲症によるものの場合、その原因の解明、解決
  • 尿崩症に対する薬物治療(DDAVP)が原因の場合、薬剤の中止

精神科病院での対処

これを専門で研究した松浦好徳の病院においても、患者が水を飲みすぎてけいれんなどが生じるのを防ぐために、多飲症の患者を保護室に隔離し隔離室の大半はそうした患者で占められるということがあった[11]。そうではなく、水を看護室にて自由に飲んでもらう代わりに、心理教育も行うことで隔離は不要となった[11]

訴訟

病院内での水中毒による死亡を理由とした裁判では、抗精神病薬などの副作用の口渇が水中毒の主な原因であるとし、水分摂取を制限しなかった病院側に過失を認めた判決が下っている[12]

ヒト以外

輸液において、低張性電解質の過剰投与により水中毒を引き起こすことがある。また、子牛においては水の過剰摂取を原因とした一過性に血色素尿を排泄する疾患が存在する[13]

出典

参考文献

  • 『現代臨床精神医学』 著:大熊輝雄 2013/04, ISBN 978-4307150675
  • 獣医学大辞典編集委員会編集『明解獣医学辞典』チクサン出版、1991年 ISBN 4885006104
  • 榎田 雅夫、山崎潤、山内俊雄、『多飲から肺水腫を来した水中毒の1死亡例—肺水腫併発例の文献的検討』 精神医学, 37巻 2号, 1995/2/15
  • 菊池章、『水中毒と気象との関係について』 精神医学, 51巻 4号, 2009/4/15

脚注

  1. ^ 森田茂樹、瀬戸牧子、原恵子ほか、健康成人に発症した急性水中毒症の1例 日本内科学会雑誌 Vol.72 (1983) No.4 P458-461, doi:10.2169/naika.72.458
  2. ^ (編集)川上宏人、松浦好徳『多飲症・水中毒』医学書院、2010年。ISBN 978-4-260-01002-3 
  3. ^ a b 精神医学講座担当者会議、佐藤光源、丹羽真一、井上新平『統合失調症治療ガイドライン』(2版)医学書院、2008年、133頁。ISBN 978-4-260-00646-0 
  4. ^ 納谷敦夫、『精神病院入院患者における多飲,低ナトリウム血症及び水中毒について』 精神医学, 25巻 5号, 1983/5/15
  5. ^ その状態は望んだ作用か過鎮静か 日経メディカルオンライン 2016/2/17
  6. ^ 小沢隆昭、宮崎久義、外山あつ子ほか、経尿道的前立腺切除術中におこつた高度の低ナトリウム血症 医療 Vol.43 (1989) No.2 P235-239, doi:10.11261/iryo1946.43.235
  7. ^ 佐伯仁、松田理江、大竹孝尚、子宮鏡下手術時に水中毒をきたした1症例 日本集中治療医学会雑誌 Vol.15 (2008) No.2 P225-226, doi:10.3918/jsicm.15.225
  8. ^ 東海林哲郎、鳥井孝明、水中毒に注意を —経尿道的・経子宮頸管的内視鏡手術 日本集中治療医学会雑誌 Vol.15 (2008) No.2 P157-159, doi:10.3918/jsicm.15.157
  9. ^ 一般的なスポーツドリンクで10〜20mEq/L。
  10. ^ 古川晶子、森川秋月、早川峰司ほか、水中毒によって引き起こされた横紋筋融解症の1症例 急激なナトリウム値補正の関与 日本集中治療医学会雑誌 Vol.12 (2005) No.3 P219-222, doi:10.3918/jsicm.12.219
  11. ^ a b 話し手・松浦好徳 (2010年2月15日). “「飲ませない」から「安全に,おいしく飲んでもらう」へ”. 週刊医学界新聞. http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02867_03 2014年7月14日閲覧。 
  12. ^ “水中毒で入院患者死亡、病院に賠償命じる判決”. 読売新聞. (2014年7月3日). http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20140703-OYS1T50014.html 2014年7月10日閲覧。 
  13. ^ 苫米地隆、武田金之助、安田賢臓ほか、牛の臨床領域における水と電解質代謝に関する研究 東北家畜臨床研究会報 Vol.1984 (1984) No.7 P22-32, doi:10.4190/jjvc1978.1984.22

関連項目

外部リンク