飯田延太郎 (実業家)
飯田 延太郎（いいだ のぶたろう、1873年5月2日[1] - 没年不詳）は、日本の実業家。
経歴・人物[編集]
飯田久助の長男として、福岡県に生まれる[1]。1896年福岡県立尋常中学修猷館を経て[2]、1898年中央大学を卒業[1]。
1899年弁護士試験に合格し[3]、東京地方裁判所所属弁護士を経て[1]、独立開業する[3]。
1910年弁護士を廃業して玄洋社に入り、鉱山業に従事。1911年北海道炭山を三井鉱山に、次いで1915年美唄炭山を三菱合資に売却して、巨利を得て実業界に進出[4]。南満洲太興を設立して代表社員となり、天図軽便鉄路、図們鉄道、弓張嶺鉄山、天宝山銀銅鉱などの事業を経営[5]。新登川炭鉱社長、神国生命保険社長、有隣生命保険社長[1]、萬朝報社長[3]なども務めた。