陸前高田テレビ・FM中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

陸前高田テレビ・FM中継局(りくぜんたかたテレビ・エフエムちゅうけいきょく)は、岩手県陸前高田市に置かれているテレビFMラジオ中継局である。

概要[編集]

  • 当中継局は、岩手県沿岸南部にあり、該当地域へ電波を発射している。
  • 尚、当中継局がある陸前高田市は宮城県に接しているが、県境に接している宮城県気仙沼市唐桑町北部では1974年10月16日に在仙局の中継局が開局[注 1]するまでは、当中継局を中心に受信していた[注 2]

中継局概要[編集]

デジタルテレビ放送[編集]

リモコン
キーID
放送局名 チャンネル
番号
空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
1 NHK
盛岡総合
24 3W[1] 29W 岩手県 約6900世帯 2009年
10月1日[1]
2 NHK
盛岡教育
21 全国
4 TVI
テレビ岩手
17 岩手県
5 IAT
岩手朝日テレビ
19
6 IBC
岩手放送
47 27W
8 mit
岩手めんこいテレビ
45

アナログテレビ放送[編集]

チャンネル
番号
放送局名 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面 運用開始日
1 IBC
岩手放送
映像8W
/音声2W
映像50W
/音声12.5W
岩手県 6774世帯[2] 垂直偏波[2] 1966年
10月7日[2]
3 NHK
盛岡総合
映像10W
/音声2.5W
映像51W
/音声13W
6842世帯[2] 1963年
12月8日[3]
5 NHK
盛岡教育
映像49W
/音声12W
全国
29 IAT
岩手朝日テレビ
映像30W
/音声7.5W
映像410W
/音声105W
岩手県 6145世帯[2] 水平偏波 1996年
10月1日[注 3]
31 mit
岩手めんこいテレビ
6227世帯[2] 1991年
4月1日[注 4]
33 TVI
テレビ岩手
映像440W
/音声110W
1970年
9月24日[2]

FMラジオ放送[編集]

周波数(MHz) 放送局名 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面 運用開始日
83.5 NHK
盛岡FM放送
10W 32W 岩手県 6842世帯[4] 垂直偏波[4] 1969年3月1日[5]
1967年12月8日[6]
85.9 fmi
エフエム岩手
33W 1985年
9月13日[4]
  • 括弧内は実用化試験局としての運用開始日。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 唐桑町中心部の中継局と同時開局。なお、唐桑町南部では現在に至るまで気仙沼局を受信している世帯が多い。
  2. ^ 反対に1974年10月16日以降は陸前高田市で在仙局受信のため唐桑町に向けたUHFアンテナが目に付くようになった。ちなみに気仙地方のローカル紙「東海新報」には在盛民放局が2局の時代から在仙民放テレビ局の番組表も掲載されている。
  3. ^ 岩手朝日テレビの本放送開始日。試験放送としては1996年9月20日から運用開始[2]
  4. ^ 岩手めんこいテレビの本放送開始日。試験放送としては1991年2月28日から運用開始[2]

出典[編集]

  1. ^ a b c 岩手県(2013年12月19日現在)免許情報”. 総務省、東北総合通信局. 2018年9月9日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i NHKアイテック/編集; 日本放送協会/監修; 日本民間放送連盟/監修『全国テレビジョン・FM・ラジオ放送局一覧 2004』NHKアイテック、2004年、129頁。 
  3. ^ 日本放送協会 編『NHK年鑑'64』日本放送出版協会、1964年、221頁。 
  4. ^ a b c NHKアイテック/編集; 日本放送協会/監修; 日本民間放送連盟/監修『全国テレビジョン・FM・ラジオ放送局一覧 2004』NHKアイテック、2004年、1031頁。 
  5. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'69』日本放送出版協会、1969年、226頁。 
  6. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'68』日本放送出版協会、1968年、242頁。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]