閉伊花輪氏

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閉伊花輪氏(へい はなわし)は、現在の岩手県中部にあたる、陸奥国閉伊郡を本拠とした花輪姓氏族島為頼の末裔・閉伊光頼を遠祖とし、花輪一朝を祖とする。

歴史[編集]

花輪一朝の父 閉伊十郎左衛門朝重の時、天正15年(1587年)に閉伊郡花輪館(宮古市)に移住、一朝の代に花輪氏を称する。

系譜[編集]

《異姓之二十》
花輪氏 本名佐々木 刈屋 田鎖 箱石 刈屋
 姓為頼嫡男 紋四目結 五七桐 笹輪堂

  花輪徳之助門家
  陸奧守武者所
     為頼
     ┃
     出羽守
     家朝
     ┃
     遠江陸
     為頼
     ┃
     中務太輔
     光朝
     ┃
   閉伊十郎左衛門尉
     光頼
     ┃
     十郎
     親光
     ┃
     左衛門尉
     為延
     ┃
     十郎左衛門
     久朝
     ┃
     十郎左衛門
     朝重
     ┃
   花輪安房
     一朝
     ┃
   花輪内膳
     政朝
     ┃

参考文献[編集]

  • 『南部藩 参考諸家系図 第2巻』国書刊行会、1985年2月28日。ISBN 978-4-336-01145-9 
  • 「角川日本姓氏歴史人物大辞典」編纂委員会『角川日本姓氏歴史人物大辞典 第3巻 「岩手県姓氏歴史人物大辞典」』角川書店、1998年5月18日。ISBN 4-04-002030-8 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]