長良天神神社

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天神神社

拝殿
所在地 岐阜県岐阜市長良天神1972-1
位置 北緯35度27分3.32秒 東経136度46分36.04秒 / 北緯35.4509222度 東経136.7766778度 / 35.4509222; 136.7766778
主祭神 菅原道真
社格 金幣社
創建 寛正年間
別名 長良天神神社
例祭 4月5日
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長良天神神社(ながらてんじんじんじゃ)は、岐阜県岐阜市にある神社天満宮)。登記上の宗教法人名称は天神神社(てんじんじんじゃ)。

祭神[編集]

沿革[編集]

寛正年間(1460年1466年)、斎藤利藤斎藤氏の氏神として建立する。

永正年間(1504年1520年)、な斎藤利安及び長井長弘が修復し、1588年天正16年)、池田輝政が改修する。

江戸時代、長良が尾張藩の領土となる。歴代の尾張藩藩主と高須藩(尾張藩支藩)藩主はこの神社を深く信仰しており、また、長良三郷の惣社として庶民の信仰も厚かったという。

慶長年間(1596年1614年)に社殿が再建された後、幾度かの修復、新築が行われ、現在の本殿は1801年享和元年)、拝殿は1852年嘉永5年)の建物である。

1959年昭和34年)、伊勢湾台風により、境内の大木の多くが倒壊し、建物も損傷を受けるが、1986年(昭和61年)に修復が完成する。

1974年(昭和49年)11月に岐阜県神社庁より県神社庁長参向指定神社(金幣社)の指定を受ける[1]

主な神事[編集]

  • 1月25日:初天神祭
  • 3月4日、9月2日:筆塚祭
  • 4月5日:例祭
  • 8月:みそぎ祭り(形代祓と茅輪潜り)
  • 11月23日:新嘗祭

参考画像[編集]

所在地[編集]

  • 岐阜県岐阜市長良天神

交通アクセス[編集]

  • 岐阜バス:岐阜高富線、茜部三田洞線、岐阜女子大線、城田寺柳津線、高美線、板取線、おぶさ墨俣線などで、「長良天神」バス停下車。
    • JR岐阜駅バスターミナル岐阜駅北)11番のりば、「高富」「山県市役所」「三田洞団地」「三田洞自動車学校」「洞戸栗原」「板取キャンプ場」「板取門原」「谷合」「塩後」「岐阜女子大学」「美濃市駅」「中濃庁舎」行きに乗車。
    • JR岐阜駅バスターミナル(岐阜駅北)12番のりば、「三田洞団地」「城田寺団地」行きに乗車。
    • 名鉄岐阜のりば名鉄岐阜駅西)4番のりば、「高富」「山県市役所」「谷合」「塩後」「三田洞団地」「三田洞自動車学校」「城田寺団地」「岐阜女子大学」「美濃市駅」「中濃庁舎」行きに乗車。

脚注[編集]

  1. ^ 木村 1997, p. 23.

参考文献[編集]

  • 木村照 編『岐阜県の主要神社巡り』長良天神神社、1997年。 

外部リンク[編集]