野方次郎
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野方 次郎(のがた じろう、1876年(明治9年)2月10日[1] - 1956年(昭和31年)2月6日[2])は、日本の衆議院議員(立憲政友会)、医師。
経歴
[編集]静岡県田方郡韮山村(現在の伊豆の国市)出身。1897年(明治30年)、東京医学専門学校(現在の東京医科大学)を卒業[2]。国立伝染病研究所で細菌学を修め、警視庁検疫委員を務めた[3]。その後、東京帝国大学医科大学選科で病理学・内科・精神科を学び[3]、1907年(明治40年)に修了した[2]。神奈川県横浜市で開業し、神奈川県医師会代議員・常任理事、横浜市医師会代議員・常任理事、横浜市学校医会会長、神奈川県学校医会副会長を歴任した[4]。
1919年(大正8年)と1928年(昭和3年)に神奈川県会議員に当選し、参事会員にも選ばれた[1]。
1930年(昭和5年)、第17回衆議院議員総選挙に出馬し、当選。第18回、第20回でも当選を果たした。
その他、横浜日日新聞社社長、本牧中学校理事長、横浜盲人学校理事、栄養化学工業株式会社相談役などを務めた[4]。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 『横浜紳士録』帝国人事興信所、1935年。
- 『神奈川県名鑑』横浜貿易新報社、1935年。
- 『第一回乃至第二十回総選挙 衆議院議員略歴』衆議院事務局、1940年。
- 衆議院・参議院編『議会制度七十年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1962年。