道都国際観光専門学校

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道都国際観光専門学校(どうとこくさいかんこうせんもんがっこう)は、北海道札幌市北区北9条西4丁目にあった私立の専門学校である。北海道産業専門学校道都総合専門学校専門学校道都国際学園時代も含めて解説する。

概要[編集]

  • 1964年学校法人北海道産業学園が創立。当初は工学系をメインにして運営していたが、後半には留学生受け入れや語学・観光産業系を主軸として運営していた。また、設置学科名が頻繁に変更される事が多く、学科も乱立する事が多かった。別科も多く存在した。
  • 講師陣も当初は元国家公務員・元地方公務員(学校教諭など)、研究者が主に教員であった事が多かった。後には、道都短期大学出身者が講師になる事や、外国人講師・ビジネスマナー講師が多数となった。
  • 廃校後は、道都大学札幌サテライトキャンパス(研究センター併設)となっていたが、2013年学校法人国際学園と連携協定の締結に伴い2014年に閉鎖され、2014年に北海道信用金庫に譲渡された。

沿革[編集]

  • 1964年 学校法人北海道産業学園を設立。北海道産業専門学校の本科と予科高等部設置
  • 1965年 北海道産業専門学校開設。建築工学科、土木工学科、産業経営学科、貿易学科、予科高等部を設置
  • 1972年 予科高等部廃止
  • 1973年 土木工学科を改組し夜間課程の測量学科、建築工学科を改組し夜間課程の建築学科を設置
  • 1981年 夜間課程を昼間課程に移行。
  • 1982年 観光ホテル学科を新設
  • 1984年 校舎を北海道広島町から札幌市に移転。観光ホテル学科を改組し、観光学科を新設。電算機事務能率学科を新設
  • 1985年 総合ビジネス学科、英米語実務学科、電算機事務能率学科を改組し、秘書OA学科を新設。
  • 1986年 日本語学科を新設
  • 1987年 道都総合専門学校に校名変更
  • 1988年 米国留学科を新設。秘書OA学科を改組しインターナショナルトラベル学科を設置。総合ビジネス学科を改組し、情報ビジネス学科を設置。英米語実務学科を改組しビジネスイングリッシュ学科を設置。
  • 1989年 インターナショナルビジネス学科を設置
  • 1990年 測量学科廃止
  • 1990年 専門学校道都国際学園に校名変更。上級日本語学科を新設
  • 1992年 道都国際観光専門学校に校名変更
  • 1993年 建築学科廃止
  • 1994年 米国留学学科廃止
  • 2001年 廃止[1]

設置学科[編集]

  • 観光学科
  • インターナショナルトラベル学科
  • インターナショナルビジネス学科
  • 日本語学科
  • 上級日本語学科

施設[編集]

北広島時代の校舎はその後、道都短期大学で使われた。また、札幌時代の校舎は6階、地下1階建てとなっていた。その後は北海道信用金庫札幌駅北口支店となっている。

創立関係者[編集]

学校関係者[編集]

歴代学校長
教員

所在地[編集]

  • 北広島市中の沢135番地(1964年~1984年)
  • 札幌市北区北9条西4丁目(1984年~2001年)

系列校[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 以上につき学園の沿革参照

参考文献[編集]

  • 『北からの発想 道都大学10周年記念出版』道都大学、1988年、p328~392
  • 『限りなき前進 道都短期大学25周年記念出版』道都短期大学、1991年、p470~524
  • 『時代を見つめて 2001年道都大学経済学部の発足にあたっての記念誌』道都大学、2001年、p324~342