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資福寺

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紫陽花と山門(2019年6月撮影)

資福寺(しふくじ)とは、宮城県仙台市青葉区にある臨済宗妙心寺派の寺院である。仙台の北山に並ぶ禅寺北山五山の内の一山である。

概要

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鎌倉時代弘安年間、長井時秀によって米沢近郊の夏刈(山形県高畠町夏茂)に建立される。学問の中心として、関東十刹の一つに挙げられることもある有力寺院であった。南北朝時代長井氏伊達氏に滅ぼされた後も、伊達氏の保護を受ける。

戦国時代には、伊達輝宗虎哉宗乙を招いて住持とし、子の政宗の教育を任せたことで知られる。後には伊達氏の移封に従い、天正19年(1591年)に岩出山慶長5年(1600年)に仙台谷地小路(仙台市東六番丁)、寛永15年(1638年)現在地に移転した。紫陽花の名所で、いわゆる「アジサイ寺」として著名。

資福寺跡(史跡)

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山形県の資福寺跡は、本堂は遺構のみだが、9代政宗の墓、輝宗遠藤基信の墓がそのまま残り、史跡となっている。敷地は現在も仙台伊達家の所有地である。

参考文献

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『高畠町史』 高畠町、1972年

外部リンク

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座標: 北緯38度16分59秒 東経140度51分37秒 / 北緯38.28317度 東経140.86019度 / 38.28317; 140.86019