記録映画社

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株式会社記録映画社
KIROKU EIGASHA PRODUCTIONS,INC.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
151-0053
東京都渋谷区代々木2-12-1
業種 情報・通信業
法人番号 4011001006469 ウィキデータを編集
事業内容 短編映画、短編ドキュメンタリー,記録映画,PR映画,教育映画の制作
外部リンク http://www.kiroku.co.jp/
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株式会社記録映画社(きろくえいがしゃ)は、日本のドキュメンタリー、教育用映画・ビデオの製作会社である。

概要[編集]

1950年上野耕三によって創設され、農村教育映画を主とするPR映画の製作を手がけた。『おふくろのバス旅行』(1957年)が教育文化映画賞、『柿右衛門−にごしで−』(1978年)が文部省選定、教育映画祭文部大臣賞を獲得するなど受賞作品多数。複数のスタッフが日本映画技術賞を受賞している。日映科学映画製作所と並んで歴史のある記録映画製作会社である。

日本文教出版の関連会社であり、事業内容は、ドキュメンタリー伝統工芸等の映画・ビデオ、教育ソフトウェアの制作・販売。

人形劇団プーク関連の映像制作会社スタジオ・ノーヴァが入居する「記録映画社ビル」(東京都渋谷区代々木)に事務所がある。

フィルモグラフィ[編集]

  • 『村の新地図』(1950年、20分、貯蓄増強中央委員会)
  • 『おふくろのバス旅行』(1957年、22分、教育文化映画賞)
  • 『オートメーション—人類の夢と科学—』(1957年、23分、全日本PR映画コンクール郵政大臣賞)
  • 『刈干切り唄』(1959年、42分)  
  • 『おやじ』(1959年、18分)
  • 『刈干切り唄』(1959年、43分)
  • 劇映画『小さな町の小さな物語』(1960年、39分)
  • 劇映画『愛情屋台』(1960年、55分)
  • 『私たちの修学旅行−奈良・京都 ひので号とともに』(1962年、企画:三菱銀行、日本産業映画賞)
  • 姫路城』(1965年、27分)
  • 松本城』(1968年)
  • 『オートメーション ―限りなき前進―』(1968年、日本産業映画コンクール奨励賞[1]
  • 『山地のくらし』(1972年、17分)
  • 『柿右衛門−にごしで−』(1978年、30分、撮影・金山富男が第32回日本映画技術賞、文部科学省選定、教育映画祭文部大臣賞)
  • 『絵は人なり 小島善太郎』(1985年、34分)
  • 久留米絣』(1990年、企画:文化庁、照明・森準蔵が第45回日本映画技術賞)
  • 『工芸—つくる喜び・使うたのしみ—』(1993年、14分、文部科学省選定、教育映画祭文部大臣賞)
  • 『亜欧堂田善』(2000年、28分、金山プロダクション共同製作、須賀川市

出典[編集]