草場公邦

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草場 公邦(くさば としくに、1937年2月19日 - 2008年10月31日[1])は、日本の数学者。

略歴[編集]

東京生まれ。1961年東京大学理学部数学科卒、同大学院修士課程修了[2]エコール・ノルマル・シュペリウールを経て東京都立大学 (1949-2011)助手、東海大学理学部助教授、教授。2008年定年、名誉教授。

著書[編集]

  • 『整数論』日本放送出版協会 (現代数学への序章) 1974
  • 『数理と発想』創拓社 1978
  • 『行列特論』裳華房 (基礎数学選書) 1979
  • 『代数と幾何なるほどゼミナール 数学オンチ版』日本実業出版社 1982
  • 『数の不思議』1983 講談社現代新書
  • 『数学の考え方いろいろ 類推と比例式…』遊星社 1986
  • 『線型代数』朝倉書店 (すうがくぶっくす) 1988
  • ガロワと方程式』朝倉書店 (すうがくぶっくす) 1989

共著[編集]

  • 『代数の世界』渡辺敬一共著 朝倉書店 (すうがくぶっくす) 1994

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 東海大学理学部数学科同窓会会報第四号” (PDF). 東海大学理学部数学科同窓会会報編集委員会 (2009年11月3日). 2018年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月13日閲覧。
  2. ^ 『現代日本人名録』1987