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長町 (宮城県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
茂ヶ崎村から転送)
ながまち
長町
廃止日 1928年4月1日
廃止理由 編入合併
長町原町仙台市
現在の自治体 仙台市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 宮城県
名取郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 6,756
国勢調査、1920年10月1日)
隣接自治体 名取郡西多賀村中田村六郷村
宮城郡七北田村七郷村
仙台市
長町役場
所在地 宮城県名取郡長町
座標 北緯38度13分27.8秒 東経140度52分38.0秒 / 北緯38.224389度 東経140.877222度 / 38.224389; 140.877222 (長町)
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長町(ながまち)は、宮城県名取郡にあった。現在の仙台市太白区青葉区の一部にあたる。

地理

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名取郡の北端、広瀬川の南側に位置していた。かつての奥州街道の67番目の宿場である長町宿があった。

仙台市に編入される直前の長町の人口は約1万人で、町制施行時から約5割ほど増えていた[1]。仙台市が長町と原町を編入合併する構想は1918年(大正7年)からあったものの、名取郡役所が長町に設置されていたため、長町編入の構想は進まなかった。原町も同様である。郡制は1923年(大正12年)に廃止され、郡役所の監督がなくなった。これによって合併の交渉が進んだのだった[2]

沿革

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行政

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  • 歴代茂ヶ崎村長
氏名 就任 退任 備考
1 大竹左右助 明治22年(1889年)4月1日
2 小倉義助 明治22年(1889年)12月6日
3 児玉実行 明治31年(1898年)8月15日
4 熊田権五郎 明治33年(1900年)2月17日
5 横浜慶昌 明治37年(1904年)8月
6 高橋十平 明治37年(1904年)12月29日
7 下田政 明治39年(1906年)8月25日
8 斎藤順三郎 明治43年(1910年)9月28日 大正4年(1915年)1月31日
  • 歴代長町町長
氏名 就任 退任 備考
1 斎藤順三郎 大正4年(1915年)2月1日 村長より留任
2 佐藤運七郎 大正9年(1920年)4月2日
3 鳥海彦太郎 大正10年(1921年)2月17日 昭和3年(1928年)3月31日

交通

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脚注

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  1. ^ 『仙台市史』通史編7(近代2)291頁。
  2. ^ 『仙台市史』通史編7(近代2)25-26頁。
  3. ^ a b 菊地勝之助 1970, p. 164

参考文献

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  • 平成『仙台市史』資料編8〔近代現代4〕別冊資料(宮城県仙台市、2006)

関連項目

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