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腸腰筋膿瘍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

腸腰筋膿瘍英語: Iliopsoas abscess)は腸腰筋に生じる膿瘍である。

疫学

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好発年齢は中高年である。近年では平均年齢は上昇傾向にある。

脊椎疾患が背景にあることが多い。また、糖尿病患者で生じやすいことが知られている。

症状

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発熱腰痛・腸腰筋肢位(英語; Psoas position、股関節を伸展すると疼痛が増強するため前屈姿勢を取る)を三主徴とする。

検査

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血液検査では炎症反応(白血球増多、CRP上昇)がみられるが、非特異的である。

画像検査は、単純X線撮影では発見が難しく、CTMRIが必要となることが多い。

治療

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小さいものは抗菌薬のみで治療可能であるが、大きなものはドレナージが必要となる。

参考文献

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関連項目

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