腸腰筋膿瘍

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腸腰筋膿瘍とは腸腰筋に生じる膿瘍である。腸腰筋とは腹部単純X線写真でも確認できる大きな筋肉であり、太ももを挙上する作用をもつと考えられている。


基本的疾患概念[編集]

好発年齢は中高年以降である。背中が痛い、発熱といった症状から疑われ、脚の可動によって疼痛が増強することが特徴である。血液検査で炎症反応(WBC↑,CRP↑)はみられるものの、単純X線写真・腹部エコー検尿といった他の検査では所見がなく、発見が難しい。MRIや造影CTによって確定診断することができる。

特徴[編集]

腸腰筋付近にできた膿瘍のため尿路感染や血管に進入し菌血症を起こしやすい。播種性血管内凝固症候群 (DIC) や敗血症によって死にいたることもある。


関連項目[編集]