福地啓介

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福地 啓介(ふくち けいすけ、2007年 - )は、日本オセロプレイヤーである。オセロ連盟認定七段。

2018年のオセロ世界選手権で最年少の11歳という若さで世界一に輝く[1]。世界選手権の帰りの飛行機の機長がそれまでの最年少記録保持者(15歳)だった谷田邦彦で、機内放送で祝辞を送っている[2]

棋風[編集]

  • 幻惑力に優れており、一見すると悪い手に見えるが後々10手ほど進めると、気づいたら相手は負けの局面になっている。相手のミスを誘導する。
  • 図形認識力:全局面を「写真」のように記憶し、普通のプレイヤーは検討する際、1手目から進めるが、福地は途中盤面からでも全ての石の配置を完璧に記憶できている。
  • 集中力:福地は一旦考え始めると、一手に20分もかける場合もある。
  • 高梨悠介曰く、福地は「未知の怪物」と述べた。

脚注[編集]

https://www.youtube.com/watch?v=pHumETDrc1w

  1. ^ オセロ世界一、日本の11歳 小5福地君、最年少記録 - 産経ニュース”. 産経新聞 (2018年10月15日). 2019年1月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月19日閲覧。
  2. ^ オセロ最年少V、機長祝う 実は元王者、全日空便で|【西日本新聞ニュース】”. 西日本新聞 (2018年10月16日). 2021年4月19日閲覧。