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砒銅鉱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
砒銅鉱 (Domeykite)
分類 砒化鉱物
化学式 Cu3As
結晶系 立方晶系
へき開 無し
モース硬度 3 - 3.5
光沢 金属光沢
白 - 灰色
条痕 灰黒色
比重 7.2 - 8.1, 平均 = 7.65
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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砒銅鉱(ひどうこう、Domeykite)は、化学式がCu3Asで表される砒化鉱物である。結晶構造立方晶系であるが結晶はごく稀で、通常は不規則かブドウの房状の塊である。不透明であり、モース硬度は3 - 3.5で、比重は7.2 - 8.1。強い金属光沢が特徴で、粉末になりにくい。

アルゴドン鉱とともに、最も元素鉱物に近い硫化鉱であり、本鉱とアルゴドン鉱、自然銅の混合物の塊をモハウク鉱 (mohawkite) と呼ぶ。

1845年に、コキンボチリ)のアルゴドン銀山で初めて発見され、ドイツの鉱物学者ヴィルヘルム・フォン・ハイディンガーWilhelm von Haidinger)によりポーランド鉱物学者であるイグナシー・ドメイコにちなみ命名された。

モハウク鉱の塊

関連項目

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外部リンク・出典

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