砒銅鉱
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砒銅鉱 (Domeykite) | |
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分類 | 砒化鉱物 |
化学式 | Cu3As |
結晶系 | 立方晶系 |
へき開 | 無し |
モース硬度 | 3 - 3.5 |
光沢 | 金属光沢 |
色 | 白 - 灰色 |
条痕 | 灰黒色 |
比重 | 7.2 - 8.1, 平均 = 7.65 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
砒銅鉱(ひどうこう、Domeykite)は、化学式がCu3Asで表される銅の砒化鉱物である。結晶構造は立方晶系であるが結晶はごく稀で、通常は不規則かブドウの房状の塊である。不透明であり、モース硬度は3 - 3.5で、比重は7.2 - 8.1。強い金属光沢が特徴で、粉末になりにくい。
アルゴドン鉱とともに、最も元素鉱物に近い硫化鉱であり、本鉱とアルゴドン鉱、自然銅の混合物の塊をモハウク鉱 (mohawkite) と呼ぶ。
1845年に、コキンボ(チリ)のアルゴドン銀山で初めて発見され、ドイツの鉱物学者ヴィルヘルム・フォン・ハイディンガー(Wilhelm von Haidinger)によりポーランドの鉱物学者であるイグナシー・ドメイコにちなみ命名された。
関連項目
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