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王子脳病院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

王子脳病院(おうじのうびょういん)は、かつて東京西ヶ原に所在した精神科病院。「王子精神病院」「小峰病院」「滝野川病院」とも。

歴史

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治療

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入院患者に対する治療として、投薬のほかマラリア発熱療法インシュリンショック療法電気痙攣療法(ECT)、カルジアゾール痙攣療法が行われた[4]

出典・脚注

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  1. ^ a b c d 近藤 祐『脳病院をめぐる人びと : 帝都・東京の精神病理を探索する』彩流社、2013年10月、69-71頁。ISBN 978-4-7791-1919-4 
  2. ^ a b c 清水ふさ子 (2019年3月13日). “戦前の私立精神病院が遺した記録たち : 王子脳病院・小峰病院・小峰研究所”. 医学史と社会の対話. 東京大学大学院人文社会系研究科鈴木晃仁研究室. 2024年9月22日閲覧。
  3. ^ 鈴木晃仁 (2024年1月16日). “日本の精神医療と患者と家族 : 歴史と倫理について考える”. 一般社団法人平和政策研究所. 2024年9月22日閲覧。
  4. ^ 鈴木晃仁 著「第3章 脳病院と精神障害の歴史」、山下麻衣 編『歴史のなかの障害者』法政大学出版局〈サピエンティア 34〉、2014年2月、116頁。ISBN 978-4-588-60334-1 

関連項目

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