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: 声 - [[緒方恵美]]{{R|natalie20210226}}
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:小百合のクラスメイト。たまたま席が近かったという理由で小百合の友達づくりの第一歩として選ばれてしまう。地味で小動物的な雰囲気の草食系男子だが、ハヤナのために体を張って不良に立ち向かったり、小百合のために弁護の論陣を張るなど、友人想いでいざという時の度胸を備えている。
:小百合のクラスメイト。たまたま席が近かったという理由で小百合の友達づくりの第一歩として選ばれてしまう。地味で小動物的な雰囲気の草食系男子だが、ハヤナのために体を張って不良に立ち向かったり、小百合のために弁護の論陣を張るなど、友人想いでいざという時の度胸を備えている。
:小百合の悪評を知っており彼女を恐れていたが、次第に彼女の自分を変えたいという意思が本物である事を知り、心を開いていく。趣味は写真で常にカメラを持ち歩いている。
:小百合の悪評を知っており彼女を恐れていたが、次第に彼女の自分を変えたいという意思が本物である事を知り、心を開いていく。趣味は[[写真]]で常に[[カメラ]]を持ち歩いている。
:父親はハヤナの実家が経営している企業の社員で、その縁でハヤナとは幼馴染みの関係。
:父親はハヤナの実家が経営している企業の社員で、その縁でハヤナとは幼馴染みの関係。
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; 西園寺 千桜(さいおんじ ちはる)
; 西園寺 千桜(さいおんじ ちはる)
:小百合の実家、二ノ宮家に匹敵する財力と名声を誇る西日本の財閥、西園寺家の娘。気品ある美貌と小百合も圧倒されるほどの存在感を備えた少女。
:小百合の実家、二ノ宮家に匹敵する財力と名声を誇る[[西日本]][[財閥]]、西園寺家の娘。気品ある美貌と小百合も圧倒されるほどの存在感を備えた少女。
:小百合とはパーティーの席で知り合い、祖父から彼女を懐柔せよとの指示を受けて接近してくる。前の人生での小百合とは違って目に見える傲慢さはないが、自分たちは庶民とは生きている世界が違い、一緒にいる事は互いにとって不幸であるという選民思想的な持論を持つ。その持論から、小百合を友人たちから引き離し、自分の手でその格に相応しい人物に育て上げる事を画策する。
:小百合とはパーティーの席で知り合い、祖父から彼女を懐柔せよとの指示を受けて接近してくる。前の人生での小百合とは違って目に見える傲慢さはないが、自分たちは庶民とは生きている世界が違い、一緒にいる事は互いにとって不幸であるという選民思想的な持論を持つ。その持論から、小百合を友人たちから引き離し、自分の手でその格に相応しい人物に育て上げる事を画策する。
:小百合の前の人生では全く接点のなかった人物で、西園寺家自体が小百合の記憶にない存在であるなど、謎が多い。
:小百合の前の人生では全く接点のなかった人物で、西園寺家自体が小百合の記憶にない存在であるなど、謎が多い。

2021年8月20日 (金) 09:26時点における版

JKからやり直すシルバープラン
漫画
原作・原案など 林達永
作画 李惠成
出版社 キルタイムコミュニケーション
掲載誌 コミックヴァルキリー
レーベル ヴァルキリーコミックス
発表期間 2019年 -
巻数 既刊4巻(2021年4月28日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

JKからやり直すシルバープラン』(じぇーけーからやりなおすシルバープラン)は、原作:林達永、作画:李惠成による日本漫画作品。『コミックヴァルキリー』(キルタイムコミュニケーション)にて2019年より連載中。2021年4月時点で累計15万部を突破している[1]

2021年2月にはボイス付きコミック動画とPVがYouTubeにて公開された[2]

あらすじ

 祖父は与党の大物政治家、父は不動産のオーナー社長という名家、二ノ宮家に生まれた主人公、小百合。富と権力をほしいままにしてきた彼女だったが、祖父の政治スキャンダル発覚に加え、時を同じくして起きたバブル崩壊により、事業が破綻した父は自殺。母も心労で病死し、全てを失う事になる。
 二十数年後、若さも美貌も失った小百合は孤独なホームレスとしてその日暮らしを送っていたが、公園でホームレス狩りの不良少年たちに暴行され、致命傷を負ってしまう。薄れ行く意識の中で、愚かだった過去への悔恨と幸せだった家族との時間を思い出し、人生のやり直しを願った彼女は、意識を取り戻した時、まだ女子高生だった二十九年前の自分に時を越えて転生していた。
 自分と家族の悲惨な未来を変えるため、そしてお金に頼らない本当の幸せを掴むため。友達作り、貯金、健康、その他諸々を頑張る「シルバープラン」にかける小百合の二度目の人生が始まった。

登場人物

声の項はボイス付きコミック動画の声優。
二ノ宮 小百合(にのみや さゆり)
- 三石琴乃[2]
主人公。悲惨な最期を迎えた人生の終わりから時間を逆行転生してきた女子高生。前の人生では富と権力にあかせた傲慢な性格をしていたが、没落後の悲惨な人生の影響ですっかり庶民的でお人好しな性格になっており、前世でのパート経験から料理やレジ打ちなどのスキルも備えている。人生経験相応の度胸も持っているが、死ぬ直前のトラウマから暴力的な雰囲気は苦手。
物語開始時点で高校三年生だが、二年生までは転生前の傲慢な性格のままで悪行を繰り返していたため、人望や評判は最悪な状態で、本人も最低だった自分の振る舞いに打ちのめされる事が多いが、誠心誠意周囲の人々に接していく事で次第に友人が増えていく。
本人もそこそこ自覚しているが、容姿やスタイルは高校生離れして優れており、服装やメイクを整えれば十分成人女性として通じる貫録を持つ。反面勉強などは全くしていなかったため、成績は最底辺クラスだが、地頭が悪いわけではなく、目前の課題に劇的な解決策を閃く事もある。
尾上 慎二(おがみ しんじ)
声 - 緒方恵美[2]
小百合のクラスメイト。たまたま席が近かったという理由で小百合の友達づくりの第一歩として選ばれてしまう。地味で小動物的な雰囲気の草食系男子だが、ハヤナのために体を張って不良に立ち向かったり、小百合のために弁護の論陣を張るなど、友人想いでいざという時の度胸を備えている。
小百合の悪評を知っており彼女を恐れていたが、次第に彼女の自分を変えたいという意思が本物である事を知り、心を開いていく。趣味は写真で常にカメラを持ち歩いている。
父親はハヤナの実家が経営している企業の社員で、その縁でハヤナとは幼馴染みの関係。
白石 ハヤナ(しらいし はやな)
声 - 久川綾[2]
小百合のクラスメイトで、クラスの女子のリーダー格。父親は家電量販店の創業者社長で、彼女も小百合ほどではないがお嬢様であり、小百合をライバルと言える数少ない人物である。
ギャルっぽい見た目に反し成績は最優秀クラスだが、画家になりたいという夢を捨てて父親の言うとおりに優等生であろうとした結果であり、本人はその事に屈託と葛藤を抱えている。写真家を目指して家出したハヤテという兄がおり、自分が夢を捨てざるをえなくなった原因でもあるが、特に恨みはないようで今でも慕っている。
柏村 真紀(かしむら まき)
小百合のクラスメイトで成績は学年主席、空手も有段で文武両道の才媛。勉強を教えてほしいという小百合に交換条件として実家の弁当屋でのバイトを命じた事から、小百合からは冗談半分で「社長」と呼ばれている。
病気で長期入院している母親と、その事に絶望して賭け事浸りになった父がおり、両親に代わって店を守らなければならない事から、強い人間になりたいという成長へのモチベーションを持っている。
西園寺 千桜(さいおんじ ちはる)
小百合の実家、二ノ宮家に匹敵する財力と名声を誇る西日本財閥、西園寺家の娘。気品ある美貌と小百合も圧倒されるほどの存在感を備えた少女。
小百合とはパーティーの席で知り合い、祖父から彼女を懐柔せよとの指示を受けて接近してくる。前の人生での小百合とは違って目に見える傲慢さはないが、自分たちは庶民とは生きている世界が違い、一緒にいる事は互いにとって不幸であるという選民思想的な持論を持つ。その持論から、小百合を友人たちから引き離し、自分の手でその格に相応しい人物に育て上げる事を画策する。
小百合の前の人生では全く接点のなかった人物で、西園寺家自体が小百合の記憶にない存在であるなど、謎が多い。
原田衛(はらだ まもる)
小百合のクラスの担任教師。小百合の中身が変わっている事に気付くはずもなく、彼女の一挙手一投足を深読みしては振り回される苦労人。

書誌情報

  • 原作:林達永、作画:李惠成『JKからやり直すシルバープラン』キルタイムコミュニケーション〈ヴァルキリーコミックス〉、既刊4巻(2021年4月28日現在)
    1. 2020年2月19日発売[3]ISBN 978-4799213476
    2. 2020年7月31日発売[4]ISBN 978-4799213919
    3. 2020年11月27日発売[5]ISBN 978-4799214367
    4. 2021年4月28日発売[1]ISBN 978-4799214923

脚注

外部リンク