「ヘクトパスカル」の版間の差分

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と定義されている。
と定義されている。

また、正確には1013.249555955hPaである<ref>{{Cite web|title=1���� [ʪ���Τ������ä�]|url=http://hooktail.sub.jp/thermo/onepress/|website=hooktail.sub.jp|accessdate=2020-05-18}}</ref>。


歴史的には、[[標準大気圧]] の1[[気圧]] (1 atm) と1[[バール (単位)|バール]] (1 bar)とが圧力の大きさとして極めて近似しているため、バールの1/1000の単位であるミリバール (mbar) が[[気圧]]を表すのに都合のよい単位として広く使用されていた。
歴史的には、[[標準大気圧]] の1[[気圧]] (1 atm) と1[[バール (単位)|バール]] (1 bar)とが圧力の大きさとして極めて近似しているため、バールの1/1000の単位であるミリバール (mbar) が[[気圧]]を表すのに都合のよい単位として広く使用されていた。

2020年5月18日 (月) 10:46時点における版

ヘクトパスカル
hectopascal
記号 hPa
度量衡 メートル法
国際単位系 (SI)
種類 SI組立単位
圧力
定義 100 Pa
テンプレートを表示
ミリバール
millibar
記号 mbar
度量衡 メートル法
種類 非SI単位
圧力
SI 1 hPa
定義 1/1000 bar
テンプレートを表示

ヘクトパスカル (: hectopascal、hPa) は、国際単位系 (SI) 上の圧力単位SI組立単位)である。ヘクトが100倍を表すSI接頭辞であるから、1ヘクトパスカルは100パスカルである。主として気象学で使われているが、その他の分野で用いられることは少ない。

単位間の関係

圧力の大きさとしては、かつてのミリバール (: millibar、mbar) すなわち1/1000バールと等しい。標準大気圧は、

  • 1 気圧(標準大気圧)(atm)
  • = 1.01325 bar
  • = 1013.25 mbar
  • = 1013.25 hPa
  • = 101325 Pa

と定義されている。

歴史的には、標準大気圧 の1気圧 (1 atm) と1バール (1 bar)とが圧力の大きさとして極めて近似しているため、バールの1/1000の単位であるミリバール (mbar) が気圧を表すのに都合のよい単位として広く使用されていた。

しかし、バール・ミリバールは国際単位系(SI)ではない。そのため、国際単位系 (SI) への統一を切っ掛けとして、ミリバールと全く同じ大きさの圧力の単位であるヘクトパスカルが代わりに使用されるようになった。日本での切り替えは1992年12月1日からである。

符号位置

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+3371 - &#x3371;
&#13169;
ヘクトパスカル
U+33D4 - &#x33D4;
&#13268;
ミリバール
U+334A 1-13-46 &#x334A;
&#13130;
全角ミリバール

Unicodeには、ヘクトパスカルやミリバールを表す上記の文字が収録されている。これはCJK互換用文字であり、既存の文字コードに対する後方互換性のために収録されているものであるので、使用は推奨されない[1][2]

脚注

  1. ^ CJK Compatibility” (2015年). 2016年2月21日閲覧。
  2. ^ The Unicode Standard, Version 8.0.0”. Mountain View, CA: The Unicode Consortium (2015年). 2016年2月21日閲覧。