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2019年11月8日 (金) 11:15時点における版
広野 規矩太郎（廣野、ひろの きくたろう、1885年（明治18年）1月[1][2] - 1961年（昭和36年）12月21日[3]）は、大正から昭和時代前期の政治家、銀行家。衆議院議員（1期）。
経歴
広野織蔵の長男として滋賀県に生まれる[1]。1912年（明治45年）京都帝国大学政治科を卒業[1][2]。横浜正金銀行に入行し、本店、大阪、神戸各支店にて勤務[1]。
のち第百三十三国立銀行、滋賀貯蓄銀行、近江信託、琵琶湖ホテル各取締役、滋賀銀行取締役、同頭取、同会長を歴任する[2]。ほか、彦根、大津各商工会議所顧問、全国地方銀行協会常任理事などを務めた[2]。1942年（昭和17年）4月の第21回衆議院議員総選挙に滋賀県全県区から翼賛政治体制協議会推薦で出馬して当選し、1期務めた[2]。戦後、日本進歩党所属となった[2]が、大政翼賛会の推薦議員のため公職追放となった[4]。
脚注
参考文献
- 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第14版 近畿・中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社、1943年。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年。