「果皮」の版間の差分

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'''果皮'''(かひ)とは、[[植物]]の[[果実]]の構成要素のうち、[[花]]の[[子房]]壁を構成する[[心皮]]に由来する部分のこと。最表層を'''外果皮'''(がいかひ)'''フラベド'''、最内層を'''内果皮'''(ないかひ)、これらの中間に位置する層を'''中果皮'''(ちゅうかひ)'''アルベド'''と呼び、果実の種類によってさまざまな形状に変化している。しばしば中果皮は多汁な[[果肉]]となるが、果肉が必ずしも中果皮由来とは限らない。
'''果皮'''(かひ)とは、[[植物]]の[[果実]]の構成要素のうち、[[花]]の[[子房]]壁を構成する[[心皮]]に由来する部分のこと。最表層を'''外果皮'''(がいかひ、''exocarp''または'''フラベド'''、最内層を'''内果皮'''(ないかひ、''endcarp'')、これらの中間に位置する層を'''中果皮'''(ちゅうかひ、''mesocarp''または'''アルベド'''と呼び、果実の種類によってさまざまな形状に変化している。しばしば中果皮は多汁な[[果肉]]となるが、果肉が必ずしも中果皮由来とは限らない。


== 関連項目 ==
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2019年3月4日 (月) 06:44時点における版

果皮(かひ)とは、植物果実の構成要素のうち、子房壁を構成する心皮に由来する部分のこと。最表層を外果皮(がいかひ、exocarp)またはフラベド、最内層を内果皮(ないかひ、endcarp)、これらの中間に位置する層を中果皮(ちゅうかひ、mesocarp)またはアルベドと呼び、果実の種類によってさまざまな形状に変化している。しばしば中果皮は多汁な果肉となるが、果肉が必ずしも中果皮由来とは限らない。

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