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[[マンソン孤虫]]の[[中間宿主]]<ref>[http://dx.doi.org/10.2336/nishinihonhifu.64.55 多発したマンソン孤虫症の1例] 西日本皮膚科 Vol.64 (2002) No.1 P55-57</ref>で有るため、「ケンミジンコを餌として捕食している魚類を生や加熱不十分な状態で食べる」や「生山水(非加熱)の飲水」などにより、寄生虫症を発症することがある。 |
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== 参考書籍 == |
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2017年12月20日 (水) 08:32時点における版
ケンミジンコ | ||||||||||||||||||||||||
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Cyclops sp.
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Cyclops O. F. Müller, 1785 | ||||||||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||||||||
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ケンミジンコ(剣微塵子)は、節足動物門甲殻綱カイアシ亜綱に属する動物のうち、キクロプス属Cyclopus のもの、またはキクロプス目 Cyclopoida に属するもの、さらに広義にはカイアシ類の別称である。
概要
甲殻綱カイアシ亜綱には11の目があるが、ケンミジンコに類するものはカラヌス目(ヒゲナガケンミジンコ目)Calanoida、キクロプス目(ケンミジンコ目)Cyclopoida とハルパクチクス目(ソコミジンコ目)Harpacticoida のものである。
多くはプランクトンとして水中を浮遊する微小な甲殻類である。底生のもの、寄生性のもの、陸生のものも存在する。Cyclopsはギリシア神話に登場する一つ目の巨人のことで、ケンミジンコの目が一つであることからこの名がつけられた(ただしミジンコにも目は一つしかない)。
中間宿主
マンソン孤虫の中間宿主[1]で有るため、「ケンミジンコを餌として捕食している魚類を生や加熱不十分な状態で食べる」や「生山水(非加熱)の飲水」などにより、寄生虫症を発症することがある。
参考書籍
- 石田昭夫、日本産淡水ケンミジンコ図譜 Illustrated fauna of the freshwater cyclopoid copepods of Japan 日本生物地理学会会報 57, 37-106, 2002-12-12
脚注
- ^ 多発したマンソン孤虫症の1例 西日本皮膚科 Vol.64 (2002) No.1 P55-57
関連項目
外部リンク
- ケンミジンコ
- 牧野渡 日本における Sinodiaptomus 属ケンミジンコの分布と遺伝的分化 日本陸水学会第73回大会 札幌大会 セッションID:1A04