「香川県道180号鴨川停車場五色台線」の版間の差分

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'''香川県道180号 鴨川停車場五色台線'''(かがわけんどう180ごう かもがわていしゃじょうごしきだいせん)は、[[香川県]][[坂出市]]から[[高松市]]に至る[[都道府県道|一般県道]]である。
'''香川県道180号 鴨川停車場五色台線'''(かがわけんどう180ごう かもがわていしゃじょうごしきだいせん)は、[[香川県]][[坂出市]]から[[高松市]]に至る[[都道府県道|一般県道]]である。


[[四国旅客鉄道|JR四国]][[予讃線]]([[瀬戸大橋線]]区間内)[[鴨川駅]]前を始点として北東方面に進行し、地域の山岳群である[[五色台]]の麓を北へ回った後、それら山岳群における最西端の山となる峰山の西麓部から、同山を登坂し、そこから連なる各山の稜線を[[四国八十八箇所]]巡礼地である[[白峰寺|81番 白峰寺]]と[[根寺|82番 根寺]]を経由して繋ぎ、青峰山の東麓部を[[さぬき浜街道]]方面へと降坂したのちに[[香川県営野球場]]へと至る路線である。
[[四国旅客鉄道|JR四国]][[予讃線]]([[瀬戸大橋線]]区間内)[[鴨川駅]]前を始点として北東方面に進行し、地域の山岳群である[[五色台]]の麓を北へ回った後、それら山岳群における最西端の山となる峰山の西麓部から、同山を登坂し、そこから連なる各山の稜線を[[四国八十八箇所]]巡礼地である[[白峰寺|81番 白峰寺]]と[[根寺|82番 根寺]]を経由して繋ぎ、青峰山の東麓部を[[さぬき浜街道]]方面へと降坂したのちに[[香川県営野球場]]へと至る路線である。


そのため、白峰寺から根来寺までの区間は両寺を繋ぐ同巡礼における[[遍路道]]としての性質を持っており、この区間では徒歩巡礼の[[お遍路]]の姿が多く見られる。ただし、その一方で幅員は狭く、それにもかかわらず遍路巡礼のための[[観光バス]]が頻繁に往来する。前述のお遍路の存在もあり県内においては通行に最大の注意を要する区間のひとつとされる。現在、白峰側からの幅員拡張工事が進められている。
そのため、白峰寺から根来寺までの区間は両寺を繋ぐ同巡礼における[[遍路道]]としての性質を持っており、この区間では徒歩巡礼の[[お遍路]]の姿が多く見られる。ただし、その一方で幅員は狭く、それにもかかわらず遍路巡礼のための[[観光バス]]が頻繁に往来する。前述のお遍路の存在もあり県内においては通行に最大の注意を要する区間のひとつとされる。現在、白峰側からの幅員拡張工事が進められている。

2016年10月14日 (金) 15:12時点における版

一般県道
香川県道180号標識
香川県道180号鴨川停車場五色台線
路線延長 22.6 km
制定年 1976年
起点 坂出市府中町
JR四国鴨川駅
終点 高松市亀水町
県営野球場入口交差点
接続する
主な道路
記法
記事参照
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

香川県道180号 鴨川停車場五色台線(かがわけんどう180ごう かもがわていしゃじょうごしきだいせん)は、香川県坂出市から高松市に至る一般県道である。

JR四国予讃線瀬戸大橋線区間内)鴨川駅前を始点として北東方面に進行し、地域の山岳群である五色台の麓を北へ回った後、それら山岳群における最西端の山となる峰山の西麓部から、同山を登坂し、そこから連なる各山の稜線を四国八十八箇所巡礼地である81番 白峰寺82番 根香寺を経由して繋ぎ、青峰山の東麓部をさぬき浜街道方面へと降坂したのちに香川県営野球場へと至る路線である。

そのため、白峰寺から根来寺までの区間は両寺を繋ぐ同巡礼における遍路道としての性質を持っており、この区間では徒歩巡礼のお遍路の姿が多く見られる。ただし、その一方で幅員は狭く、それにもかかわらず遍路巡礼のための観光バスが頻繁に往来する。前述のお遍路の存在もあり県内においては通行に最大の注意を要する区間のひとつとされる。現在、白峰側からの幅員拡張工事が進められている。

2016年9月、台風16号による土砂災害が発生し、現在は白峰寺~根来寺の区間が、全面通行止めの状況にある[1][2]

高松市生島町に香川県道161号高松坂出線との連絡路があり、こちらも県道180号となっている。


路線データ

通過する自治体

  • 香川県
    • 坂出市
    • 高松市

なお、一部が旧国分寺町に属していたが、地形上同町内の他の県道とは全く連絡していなかった。

交差・接続している道路

本線

別線

関連項目

注釈など