「おかしなおかしな星の国」の版間の差分
編集の要約なし |
|||
1行目: | 1行目: | ||
{{Infobox Film |
|||
|作品名={{PAGENAME}} |
|||
|製作=[[猿丸孟]](「プロデューサー」名義) |
|||
|脚本=[[辻真先]] |
|||
|監督=[[芹川有吾]](「演出」名義) |
|||
|出演者=[[熊倉一雄]]、[[曽我町子]]ほか |
|||
|音楽=[[冨田勲]] |
|||
|撮影=滝弘道 |
|||
|製作会社=[[貯蓄増強中央委員会]]、[[東映アニメーション|東映動画]] |
|||
|配給= |
|||
|公開= |
|||
|製作国={{JPN}} |
|||
|言語=[[日本語]] |
|||
|上映時間=20分 |
|||
}} |
|||
『'''おかしなおかしな星の国'''』(おかしなおかしなほしのくに)は、[[1968年]]に製作された短編[[アニメーション]]。カラー。20分。 |
『'''おかしなおかしな星の国'''』(おかしなおかしなほしのくに)は、[[1968年]]に製作された短編[[アニメーション]]。カラー。20分。 |
||
16行目: | 31行目: | ||
==声の出演== |
==声の出演== |
||
*[[熊倉一雄]] |
|||
*[[曽我町子]]ほか |
|||
<!-- |
|||
*太田淑子 |
|||
*平井道子 |
|||
*千々松幸子 |
|||
*野田圭一--> |
|||
{{節stub}} |
{{節stub}} |
||
==スタッフ== |
==スタッフ== |
||
*製作:[[東映|東映商事]] |
*製作:[[東映|東映商事]] |
||
*プロデューサー:[[猿丸孟]] |
|||
*企画・提供:[[貯蓄増強中央委員会]] |
*企画・提供:[[貯蓄増強中央委員会]] |
||
*脚本:[[辻真先]] |
|||
*作画監督:[[木村圭市郎]] |
|||
*美術:福本智雄 |
|||
*撮影:滝弘道 |
|||
*演出:[[芹川有吾]] |
*演出:[[芹川有吾]] |
||
*音楽:[[冨田勲]] |
*音楽:[[冨田勲]] |
2015年1月12日 (月) 14:45時点における版
おかしなおかしな星の国 | |
---|---|
監督 | 芹川有吾(「演出」名義) |
脚本 | 辻真先 |
製作 | 猿丸孟(「プロデューサー」名義) |
出演者 | 熊倉一雄、曽我町子ほか |
音楽 | 冨田勲 |
撮影 | 滝弘道 |
製作会社 | 貯蓄増強中央委員会、東映動画 |
上映時間 | 20分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『おかしなおかしな星の国』(おかしなおかしなほしのくに)は、1968年に製作された短編アニメーション。カラー。20分。
概要
『人のくらしの百万年 マニ・マニ・マーチ』に続く、貯蓄増強中央委員会と東映動画(現:東映アニメーション)製作の短編PRアニメ。「浪費は無駄、節約しよう」というテーマを、宇宙SF仕立てで製作した。
「主人公たちの乗る宇宙船が、航行中に未確認飛行物体に連行される」「着いた星が科学が進む余り、不幸な事になる」という設定は、かつて1965年に公開された東映動画製作の劇場用アニメ映画『ガリバーの宇宙旅行』を思わせる。
『人のくらしの百万年』の様な劇場公開はされなかったが、フィルムを編集されて全国各地の公共施設に貸し出され、「上映会」という形で公開されている。
ストーリー
時は21世紀、自由に宇宙旅行が可能になった時代、「日本号」という修学旅行専用の宇宙船が宇宙を旅行していた。乗員はリーダーの次郎、サブリーダーの夕子、三郎、チョン子の4名、そしてお供に、電子頭脳を搭載し人語を話す事が出来るサイボーグ犬・グッドだ。
やがて日本号は、突然現れた未確認飛行物体に包囲され、見知らぬ星へ連行される。その星は「ゼロス星」という、超近代文明を誇る星だった。やがて現れた支配者のゼロ・ゼロ・コンマ・ゼロ大統領は次郎一行を大歓迎し、歓迎会に招待する。一行は安心すると、歓迎会に有り付いた。その席上、このゼロス星は科学が発達し、物を生産してもすぐに破壊し、また生産するという、「浪費」を奨励する星だという事を知らされた。
やがてどんどん料理が出され、食いしん坊の三郎とチョン子は喜ぶが、次郎・夕子・グッドは嫌気がさしてきた。ならばとゼロス星人はこの料理を捨ててしまった。これを見た一行は「勿体無い」と一言。ところがこの一言が大統領の逆鱗に触れ、一行に死刑を宣告する。あわてて逃げ出す一行。一方武器の製造&廃棄を繰り返しながら追うぜロス星人。やがて一行はある巨大なメーターを目撃、それはゼロス星の資源量を示すコンピューターだった。しかもメーターの針が「0」に近づいている。「0」になるとゼロス星は自爆してしまうのだ。それを知った一行は日本号目指して一目散、ゼロス星人も製造&廃棄を繰り返しながら追う、そして一行は日本号に飛び乗ると、日本号はゼロス星から脱出、同時にコンピューターの針が「0」を指し、ゼロス星は自爆して宇宙の塵と化した。一行はこの様子を見ながら、「節約しよう」と誓ったのだ……。
声の出演
この節の加筆が望まれています。 |
スタッフ
参考文献
「日本アニメーション映画史」(有文社) 1977年 294頁