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[[File:Sukracarya advises his daughter Aruja to remain beside the lake near his hermitage while a dust storm devastates the accursed kingdom of Danda.jpg|180px|right|thumb|シュクラ(右)とシュクラの娘(左)]]
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[[File:Shukradeva.jpg|180px|right|thumb|シュクラと配偶神Dwarjaswini]]
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'''シュクラ'''(Shukra)または'''スクラチャリヤ'''(Sukracharya)とは[[インド神話]]に登場する[[リシ]](聖仙、聖賢)あるいは神の名前。リシである[[ブリグ]]の息子とされる。その名前は「純粋」「清浄」「白」を意味する。漢字では「戌羯羅」と音写される。
'''シュクラ'''(Shukra)または'''スクラチャリヤ'''(Sukracharya)または'''ウシャナー'''とは[[インド神話]]に登場する[[リシ]](聖仙、聖賢)あるいは神の名前である。リシである[[ブリグ]]の息子とされる。その名前は「純粋」「清浄」「白」を意味する。漢字では「戌羯羅」と音写される。



== 概要 ==
== 概要 ==

2014年11月23日 (日) 03:54時点における版

シュクラ
シュクラ(右)とシュクラの娘(左)
シュクラと配偶神Dwarjaswini

シュクラ(Shukra)またはスクラチャリヤ(Sukracharya)またはウシャナーとはインド神話に登場するリシ(聖仙、聖賢)あるいは神の名前である。リシであるブリグの息子とされる。その名前は「純粋」「清浄」「白」を意味する。漢字では「戌羯羅」と音写される。

概要

九の天体、あるいはそれらを司る神々ナヴァグラハの一員であり、金曜と金星を司るとされた。中国では西方太白星と同一視される。

シュクラはアスラグルとも呼ばれアスラたちを教導する役目も持つ。このためシュクラは偉大なるアスラの王マハーバリに従事したこともある。

仏像としては、頭上に酉の冠を載せ、白練衣を着、弦を弾く姿で表される。

真言

 唵 吠尾毘 娑婆訶 唵 戌羯羅 誐駄嚩囉羅 邏惹野 室哩迦 娑嚩賀 <オン ベイビビ ソワカ オン シュカラ ギャダバラバラ ラジャヤ シリカ ソワカ>(「新編 仏像図鑑 上」p.136より)

参考文献

  • 国訳秘密儀軌編纂局 「新編 仏像図鑑 上」国書刊行会, 1991, p.136.