「アッサル湖」の版間の差分

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'''アッサル湖'''(アッサルこ、Lake Assal)とは、[[ジブチ]]の中央、[[タジュラ州]]の南端に位置する[[火口湖]]である。一部は[[ディキル州]]にかかっている。[[アファール盆地]]の[[標高|海面下]]153 mに湖面があり、それは[[アフリカ大陸]]の最低標高地点でもある。
'''アッサル湖'''(アッサルこ、Lake Assal)とは、[[ジブチ]]の中央、[[タジュラ州]]の南端に位置する[[火口湖]]である。一部は[[ディキル州]]にかかっている。[[アファール盆地]]の[[標高|海面下]]153 mに湖面があり、それは[[アフリカ大陸]]の最低標高地点でもある。


湖面の長さ10 km、幅7 kmであり、湖の表面積は[[1 E7 m2|54 km{{sup|2}}]]である。平均水深は7.4mと浅く、貯水量は0.4km{{sup|2}} (400 million m³) ある。[[流域|集水域]]の面積は[[1 E9 m2|900 km{{sup|2}}]]である。
湖面の長さ10 km、幅7 kmであり、湖の表面積は[[1 E7 m2|54 km{{sup|2}}]]である。平均水深は7.4mと浅く、貯水量は0.4km{{sup|3}} (400 million m³) ある。[[流域|集水域]]の面積は[[1 E9 m2|900 km{{sup|2}}]]である。


湖の畔は[[塩原]]に囲まれている。主に北西部に広がり、西部にもその一部が延びる。その[[岩塩]]は採掘され、[[キャラバン]]が組織され、[[エチオピア]]まで運ばれ、通商の材にされている。
湖の畔は[[塩原]]に囲まれている。主に北西部に広がり、西部にもその一部が延びる。その[[岩塩]]は採掘され、[[キャラバン]]が組織され、[[エチオピア]]まで運ばれ、通商の材にされている。

2012年12月20日 (木) 23:04時点における版

{{subst:Infobox 湖|名称=アッサル湖 |画像=
NASA スペースシャトルより撮影 |所在地=ジブチ アファール盆地 |面積=54 |周囲長=? |最大水深=> 20 |平均水深=7.4 |貯水量=0.4 |標高=海面下153 (海面下502 ft) |成因=火口湖 |淡汽=塩水 |湖沼型=アルカリ栄養湖 |透明度=?}}

アッサル湖(アッサルこ、Lake Assal)とは、ジブチの中央、タジュラ州の南端に位置する火口湖である。一部はディキル州にかかっている。アファール盆地海面下153 mに湖面があり、それはアフリカ大陸の最低標高地点でもある。

湖面の長さ10 km、幅7 kmであり、湖の表面積は54 km2である。平均水深は7.4mと浅く、貯水量は0.4km3 (400 million m³) ある。集水域の面積は900 km2である。

湖の畔は塩原に囲まれている。主に北西部に広がり、西部にもその一部が延びる。その岩塩は採掘され、キャラバンが組織され、エチオピアまで運ばれ、通商の材にされている。

アッサル湖は塩湖であり、湖水は、地球上で最も塩濃度が高い。34.8%と、死海よりも塩を多く含んでいる(水深20mで、39.8%の塩濃度が測定された)。湖の水源は、10km南東にあるアデン湾の西端であるタジュラ湾 (Golfe de Tadjoura) からの海水で潤される地下水脈である。

関連項目

座標: 北緯11度39分 東経42度25分 / 北緯11.650度 東経42.417度 / 11.650; 42.417