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Postfixのソースコードは、よいプログラミングの実例として使われることもある{{要出典|date=2008年12月}}。Postfixシステムは一つのプログラムではなく、複数のコアプログラムから成り立っている。
Postfixのソースコードは、よいプログラミングの実例として使われることもある{{要出典|date=2008年12月}}。Postfixシステムは一つのプログラムではなく、複数のコアプログラムから成り立っている。


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かつては'''VMailer'''および'''IBM Secure Mailer'''という名前であった。{{仮リンク|Wietse Venema|en|Wietse Venema}}が[[IBM]] [[トーマス・J・ワトソン研究所]]で開発を開始し、現在も活発に開発が行われている。Postfixの最初のリリースは[[1999年]]中頃に行われた。


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2012年11月13日 (火) 08:39時点における版

Postfix
作者 Wietse Venema
最新版
2.9.4 / 2012年8月2日 (11年前) (2012-08-02) [1]
最新評価版
2.10-20120924 / 2012年9月25日 (11年前) (2012-09-25) [2]
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
C言語
対応OS UNIX系
プラットフォーム クロスプラットフォーム
サポート状況 開発中
種別 メール転送エージェント
ライセンス IBM Public License
公式サイト http://www.postfix.org/
テンプレートを表示

Postfix(ポストフィックス)はフリーソフトウェアオープンソースソフトウェアメール転送エージェント(MTA)である。Sendmailとの操作上の互換性を確保しつつ、管理・設定が容易で、高速・安全であることを指向して開発されている。完全にUNIX用のMTAメールシステムとして設計されているため、UNIX上の他の多くのソフトウェアと連携が必要となる場合がある。

NetBSDMac OS X Serverなど、いくつかのUNIXライクなOSで標準のMTAとして採用されている。

ライセンスはIBM Public License 1.0である。これはフリーソフトウェアライセンスではあるが、GPLとは矛盾する。

Postfixのソースコードは、よいプログラミングの実例として使われることもある[要出典]。Postfixシステムは一つのプログラムではなく、複数のコアプログラムから成り立っている。

かつてはVMailerおよびIBM Secure Mailerという名前であった。Wietse Venema英語版IBM トーマス・J・ワトソン研究所で開発を開始し、現在も活発に開発が行われている。Postfixの最初のリリースは1999年中頃に行われた。

機能

Postfixの強みはバッファ溢れ攻撃に強いことと、大量の電子メールを捌けることである。 Postfixは異なったデーモンが協調動作するネットワークで構成される。 そして、各々のデーモンには1つの仕事しか無く、必要最小限の権限でそれを行う。 こうすることで、デーモンが攻略されたとしても、その影響はそのデーモンだけに留まり、システム全体に影響が及ぶことはない。 実際、管理者権限を持つデーモンは(常にバックグラウンドプロセスとなる)master一つだけで、Postfixの外への書き込みや外部プロセスの起動を行うのもlocalvirtualpipeだけなので、ほとんどのデーモンはchrootして動作させることが出来る。

構造

Postfixの構造についてはPostfix アーキテクチャの概要が詳しい。メッセージキュー、コアプログラム、ユーティリティプログラム、ルックアップテーブル、設定ファイルなどから構成される。

基本的な設定

サイトごとの設定はmain.cfで、デーモンプロセスの設定はmaster.cfで行う。 Postfix 基本設定には、各々のサイトで設定すべき主な項目が示されている。

Postfix 標準設定の例には、一般的な環境における設定の例が示されている。

Postfix アドレス書き換えでは、アドレス書き換えとメールのルーティングについて述べられている。日本語で利用可能なドキュメントの一覧はPostfixのぺーじ - 和訳ドキュメント (2.3.x)にある。

脚注

  1. ^ 物件のPGP署名による。
  2. ^ 協定世界時の物件のPGP署名による。

関連情報

外部リンク