「中央ヨーロッパ時間」の版間の差分

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3月最終日曜日の午前2時(夏時間では午前3時)から10月最終日曜日の午前2時(夏時間では午前3時)までは、[[夏時間]]の'''[[中央ヨーロッパ夏時間]]''' ('''Central European Summer Time''') が使用される。
3月最終日曜日の午前2時(夏時間では午前3時)から10月最終日曜日の午前2時(夏時間では午前3時)までは、[[夏時間]]の'''[[中央ヨーロッパ夏時間]]''' ('''Central European Summer Time''') が使用される。
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[[第二次世界大戦]]以前の1920年から1940年までの間は、[[リトアニア]]でも使われていた。戦時中に[[ドイツ]]が自国の占領した区域に導入させた後、[[フランス]]、[[ベルギー]]、[[オランダ]]、[[ルクセンブルク]]ではそれがそのまま残った。戦後、[[モナコ]]、[[スペイン]]、[[アンドラ]]、[[ジブラルタル]]も中央ヨーロッパ時間を導入した(スペインについては、[[カナリア諸島]]はUTCを採用、スペイン本土より1時間遅れ)。
[[第二次世界大戦]]以前の1920年から1940年までの間は、[[リトアニア]]でも使われていた。戦時中に[[ドイツ]]が自国の占領した区域に導入させた後、[[フランス]]、[[ベルギー]]、[[オランダ]]、[[ルクセンブルク]]ではそれがそのまま残った。戦後、[[モナコ]]、[[スペイン]]、[[アンドラ]]、[[ジブラルタル]]も中央ヨーロッパ時間を導入した(スペインについては、[[カナリア諸島]]はUTCを採用、スペイン本土より1時間遅れ)。

2012年9月1日 (土) 15:14時点における版

欧州の標準時
欧州の標準時
冬:西ヨーロッパ時間UTC+0
夏:西ヨーロッパ夏時間UTC+1
空色 通年:西ヨーロッパ時間UTC+0
冬:中央ヨーロッパ時間UTC+1
夏:中央ヨーロッパ夏時間UTC+2
黄土 冬:東ヨーロッパ時間UTC+2
夏:東ヨーロッパ夏時間UTC+3
淡黄 通年:カリーニングラード時間UTC+2
通年:極東ヨーロッパ時間モスクワ時間UTC+3

中央ヨーロッパ時間(ちゅうおうヨーロッパじかん、Central European Time - CET)は、協定世界時 (UTC) を1時間進ませた標準時である (UTC+1) 。日本標準時との時差はマイナス8時間。日本で夜8時の時はお昼の12時になる。

3月最終日曜日の午前2時(夏時間では午前3時)から10月最終日曜日の午前2時(夏時間では午前3時)までは、夏時間中央ヨーロッパ夏時間 (Central European Summer Time) が使用される。

中央ヨーロッパ時間が使用される期間
開始 終了
2012年10月28日(日) 01:00 (UTC) 2013年3月31日(日) 01:00 (UTC)
2013年10月27日(日) 01:00 (UTC) 2014年3月30日(日) 01:00 (UTC)
2014年10月26日(日) 01:00 (UTC) 2015年3月29日(日) 01:00 (UTC)
2015年10月25日(日) 01:00 (UTC) 2016年3月27日(日) 01:00 (UTC)

第二次世界大戦以前の1920年から1940年までの間は、リトアニアでも使われていた。戦時中にドイツが自国の占領した区域に導入させた後、フランスベルギーオランダルクセンブルクではそれがそのまま残った。戦後、モナコスペインアンドラジブラルタルも中央ヨーロッパ時間を導入した(スペインについては、カナリア諸島はUTCを採用、スペイン本土より1時間遅れ)。

現在、中央ヨーロッパ時間を使用している国の中には、実際の経度がUTC+1のタイムゾーンから外れている国もあり、スペイン、フランスなどは、国土のほとんどがUTC+0のタイムゾーンにあたる経度に位置している。特にスペインガリシア地方西部には、UTC-1のタイムゾーンにあたる経度に位置するところもある。

アイルランドUKでも、1968年から1971年までの間、試験的に導入されたことがあったが、暗い冬の朝に通学する子供の交通事故が増加するなどしたため、すぐに元に戻された。また、ポルトガルでも、1966-1976年、1992-1996年の間、導入されていたことがある。