斗鬼正一

斗鬼 正一（とき まさかず、1950年（昭和25年） - ）は、文化人類学者。神奈川県鎌倉市生まれ。専門は都市人類学、地域研究。江戸川大学社会学部ライフデザイン学科学科長、教授。明治大学教授。「世界一受けたい授業」（日本テレビ）、「タモリ倶楽部」（テレビ朝日）、「世界常識協議会」（フジテレビ）など多数のメディアに出演している。

経歴

• 1969年 - 神奈川県立横浜翠嵐高等学校卒業
• 1973年 - 明治大学政治経済学部経済学科卒業
• 1975年 - 明治大学大学院修士課程修了
• 1979年 - アテネフランセ英語科卒業
• 1984年 - 明治大学大学院博士後期課程単位取得満期退学
• 1982年　研数学館講師
• 1987年　江戸川大学女子短期大学講師
• 1990年　江戸川大学社会学部応用社会学科専任講師
• 1999年　江戸川大学社会学部人間社会学科教授
• 2004年　江戸川大学学生部長
• 2006年　江戸川大学社会学部ライフデザイン学科長

専門分野

文化人類学、都市人類学、東京、大阪、京都、静岡県新居町、新潟県津南町、香港、クライストチャーチ（ニュージーランド）等の地域研究、異文化コミュニケーション論、フィールドワーク論

著作

単著

• 『こっそり教える「世界の非常識」184』、講談社、2007年
• 『目からウロコの文化人類学入門－人間探検ガイドブック－』、ミネルヴァ書房、2003年

共著

• 「富士山パワーをもらおう」『変わる富士山測候所』春風社、2004年
• 「隠岐郡西ノ島町浦郷の観光地化」、「漁師町の空間と海－海産物の導入、廃棄の事例から－」、「浦郷の離島認識－自然と文化の視点から－」『離島「隠岐」の社会変動と文化　学際的研究』小坂勝昭編著、御茶の水書房、2002年
• 「香港の都市空間と社会－汚れと自然の視点から－」『アジア世界：その構造と原義を求めて（下）』大胡欽一編、八千代出版、1998年
• 「佃島の地名－江戸・東京ウォーターフロントの事例－」『東京湾の歴史』高橋在久編、沼田真監修、築地書館、1993年
• 「移民の空間的適応について－香港の事例－」『社会人類学からみた日本』大胡欽一、村武精一編、河出書房新社、1993年
• 「都市問題への文化人類学的視点」『東アジアの文化人類学』大胡欽一、高桑文子、山内健治編、八千代出版、1991年
• 「都市空間と人間」『こころ・行動そして社会－人間の科学としての社会心理学－』穴田義孝編、人間の科学社、1986年

論文

• 「東京というコスモスと海－都市と海のコミュニケーション－」、『情報と社会』第17号、江戸川大学、2007年
• ｢都市の音－ノイズという自然と人間－」、『情報と社会』第16号、江戸川大学、2006年
• 「横浜の風景とアイデンティティ」、『東京湾学会誌』2巻3号、東京湾学会、2005年
• 「江戸・東京の身体論」、『情報と社会』第15号、江戸川大学、2005年
• 「海をうつす　海と江戸・東京の都市人類学」、『東京湾学会誌』2巻2号、東京湾学会、2004年
• 「鉄道という異文化と日本」、『情報と社会』第14号、江戸川大学、2004年
• 「江戸・東京と水辺の遊興空間」、『東京湾学会誌』2巻1号、東京湾学会、2003年
• 「花見から見た都市、江戸・東京」、『情報と社会』第13号、江戸川大学、2003年
• 「江戸・東京と富士山－都市人類学的考察－」、『情報と社会』第12号、江戸川大学、2002年
• 「都市にうつした海－銭湯の都市人類学－」、『東京湾学会誌』1巻5号、東京湾学会、2001年
• 「トマソンの都市人類学－「変なもの」から見た都市－」、『情報と社会』第11号、江戸川大学、2001年
• 「埋め立て地から見る都市」、『東京湾学会誌』1巻4号、東京湾学会、2000年
• 「クライストチャーチの都市空間と行動の統制」、『情報と社会』第10号、江戸川大学、2000年

外部リンク

• 斗鬼正一文化人類学研究室